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更新日:2024年6月11日
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本来は教会など「神聖な場所」のことです。転じて、野鳥や植物など野生生物の生息できる環境の保全と自然とふれあう(環境教育を行う場所)として位置づけられています。
ラムサール条約登録湿地である伊豆沼・内沼の生態系の中の「水」をテーマに、水鳥や水生動植物を紹介しています。2016年に実践・体験型の環境教育拠点施設としてリニューアルオープン。展示スペースには、大型水槽を含む24個の水槽があり、沼に生息する十数種類の淡水魚等の生きた姿が見られます。施設内にはWi-Fiを完備し、設置してあるタブレット端末を利用して検索ができるほか、環境に関するパネル、伊豆沼・内沼の自然の写真、昔実際に使われていた漁具の展示などを行っています。また、屋根には太陽光発電パネル、展示スペースにはペレットストーブを設置し、再生可能エネルギーを使用した自然に優しい施設になっています。
外観の様子
伊豆沼の水生生物を展示
ホールの様子
ペレットストーブ
イランという国に「ラムサール」という小さな町があります。1971年(昭和46年)にここで水鳥と湿地に関する国際会議が開かれ、「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」が定められました。この条約の名前は大変長くて難しいので、ふつうは町の名前をとって「ラムサール条約」と呼ばれています。
日本は1980年(昭和55年)にラムサール条約に入り、最初に北海道の「釧路湿原」が登録されました。伊豆沼・内沼がラムサール条約に登録されたのは、1985年(昭和60年)9月13日のことで、国内では2番目に登録された場所であります。現在、日本国内ではラムサール条約登録湿地が52ヶ所あり、登米市内ではもう1ヶ所、「蕪栗沼・周辺水田」が2005年(平成17年)11月8日に登録されました。
また、世界の登録湿地数は、170か国がラムサール条約に加盟し、2,422ヶ所が大切な湿地として登録されています。
登米市伊豆沼・内沼サンクチュアリセンターは、平成30年度から指定管理者に管理運営を委託しております。施設の情報については、指定管理者のホームページをご覧ください。
・管理者:有限会社伊豆沼農産