伊豆沼・内沼いきもの図鑑

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タナゴ

写真提供:財団法人宮城県伊豆沼・内沼環境保全財団

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生物名 タナゴ
分類 魚類
コイ科
学名 Acheilognathus melanogaster
生息地 川・湖・沼・湿地
見られる季節
全長 6-10cm
えさ 食性は雑食で、小型の水生昆虫や甲殻類、藻類等を食べる。
説明 体長6-10cm。タナゴ類としては前後に細長く、日本産タナゴ類18種のうちで最も体高が低いとされる。体色は銀色で、肩部には不鮮明な青緑色の斑紋、体側面に緑色の縦帯、背鰭に2対の白い斑紋が入る。口角に1対の口髭がある。
繁殖期になるとオスは鰓ぶたから胸鰭にかけて薄いピンク色、腹面は黒くなり、尻鰭の縁に白い斑点が現れる。種小名 melanogaster は「黒い腹」の意で、オスの婚姻色に由来する。メスには明らかな婚姻色は発現せず、基部が褐色で先端は灰色の産卵管が現れる。
湖、池沼、川の下流域などの、水流がないか緩やかで、水草が繁茂する所に生息する。食性は雑食で、小型の水生昆虫や甲殻類、藻類等を食べる。
繁殖形態は卵生で、繁殖期は3-6月。産卵床となる二枚貝には大型の貝種を選択する傾向がみられ、カラスガイやドブガイに卵を産みつける。卵は水温15℃前後では50時間ほどで孵化し、仔魚は母貝内で卵黄を吸収して成長する。母貝から稚魚が浮出するまでには1ヶ月ほどかかる。しかしそのような貝もまた減少傾向にあることから個体数の減少に拍車をかけている。
お役立ちメモ 日本固有種。各地で個体数が激減しており、絶滅が危惧される状況となっている。

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