伊豆沼・内沼いきもの図鑑

ここから本文です。

カムルチー(ライギョ)

タブレット・スマートフォンから閲覧する方は下のQRコードを読み取りアクセスしてください。

生物名 カムルチー(ライギョ)
分類 魚類
タイワンドジョウ科
学名 Channa argus
生息地 川・湖・沼・湿地
見られる季節
全長 30-80cm
えさ 食性は肉食性で、昆虫類、甲殻類、小魚、カエルなど水生動物ほかときには水鳥の雛やネズミなどの小動物など幅広く捕食する。
説明 成魚は全長30-80cmほどで、大型個体は90cmに達する。体は前後に細長い円筒形をしている。体色は黄褐色-緑褐色で、体側には円形の黒っぽい斑紋が2列に並ぶ。口は大きく、下顎が上顎よりも前に突き出ており、鋭い歯が並ぶ。同属の類似種タイワンドジョウは体側の斑紋が3列に並ぶことがあり、斑紋も細かく不定形なので区別できる。
他のタイワンドジョウ科の魚と同様に鰓の上部に上鰓器官を持ち、口から空気を直接吸いこんで酸素を取りこむことができる。摂氏10度前後の気温であれば、3-4日程度なら水から出ていても生きているという。
池、湖沼、川の流れがゆるい中下流域など、水草が多い止水域に生息する。空気呼吸ができるため、溶存酸素量が少ない劣悪な水環境でも生存できる。
食性は肉食性で、昆虫類、甲殻類、小魚、カエルなど水生動物ほかときには水鳥の雛やネズミなどの小動物など幅広く捕食する。水温が18℃を超えると捕食を行うようになり、20℃以上で活発に活動する。一方、水温が15℃以下では捕食をしなくなり冬眠状態に入る。
繁殖期は夏で、オスメスが水面に水草などを集めてドーナツ形の巣を作る。巣は直径1mに達することもあり、巣の中心部に産卵が行われる。産卵後もオスメスは巣の下に留まり、卵と稚魚を保護する。孵化した仔魚は卵黄を消費するまで巣の中に留まるが、やがて泳ぎだして親魚の保護の下に群れを作る。稚魚は成長につれて群れを離れ、単独で生活するようになる。生後2年・全長30cm程で性成熟する。日本では一時期増えて在来魚や水鳥に大きな影響を与えていたが、近年はブラックバスとの競合や生息環境の悪化により九州を除く地域では個体数が減っている。
お役立ちメモ 日本では外来生物法によって要注意外来生物に指定されているほか、北海道、群馬県、愛知県、滋賀県、山口県、長崎県では漁業調整規則にもとづき移植禁止の措置がとられている。

ページの先頭へ