株式会社北上食品工業様

令和3年1月18日、株式会社北上食品工業様（東和町米谷）を訪問し、飯塚哲朗代表取締役から事業の説明を受け、工場見学をさせていただきました。

同社は昭和22年に北上納豆店として創業され、昭和39年に法人化して有限会社北上食品工業となり、平成5年に株式会社北上食品工業に組織変更しました。主な生産品目は納豆・豆腐・油揚げ・あぶら麩・味噌などで、登米市内や近隣市町の学校給食向けに納豆、豆腐、あぶら麩などを製造しています。

同社の製品は原材料に登米市産の大豆や宮城県産小麦を使用するなど地産地消を推進しています。このほど、令和2年度「食材王国みやぎ推進優良活動表彰」地産地消部門において「特別賞」を受賞しました。

今後も地産地消や学校給食を通して、市内農産物の消費拡大や地産地消の推進、食育などにお力添えいただきたいと思います。

企業からのコメント

当社は、創業以来地元の大豆や米、小麦を原料に、納豆、豆腐、味噌、あぶら麩など、いわゆる伝統食品を製造し、地域の皆様に提供してまいりました。

北海道に次ぐ大豆生産県の宮城県、その中でも品質が良く、品種も豊富な登米市は、全国から注目されています。小麦についても、北上川下流域は、収穫期の天候に恵まれているため、品質が安定しており、あぶら麩やはっとなど独特な小麦食文化が育まれてきました。

このような原料産地の食品企業として、これからも地域の豊かな食に貢献していきたいと考えております。