へどごま(どんぐりごま)
「へどごま」は別名「どんぐりごま」ともいわれています。
平成17年、博物館職員が迫町板橋区へ調査に行った際に見つけた玩具で、これまでどこでも紹介されることがありませんでした。
このへどごまは、親が子へ年上の者が小さい子どもへと伝えてきたもので、ナタとノコギリを使って生木・杭棒などから作られます。
手作りのこまは手になじみやすく、市販のこまよりも扱いやすくなっています。
身近にある材料を加工して玩具にした技術と創造性、遊びを通して培われる子どもたちのつながりなどが伝わってきます。