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更新日:2024年3月6日
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伊豆沼の生き物や、水質が悪いのはなぜか、どのようにして昔の伊豆沼にもどせるか調べたいと思ったからです。
まず、伊豆沼の面積は369ヘクタールです。また、湖の容積は約279万平方メートル、最大水深は1.6mとなっており、昔は大沼と呼ばれていました。<ウィキペディア>
昔の伊豆沼は沼の底まで見えたと言われるぐらい澄んできれいでした。沼に住んでいる生き物などもたくさん捕れ、沈水植物の群落が広がっていました。しかし、最近の伊豆沼の水質は国内の湖や沼の水質ランキングでのワースト1位から3位に入ることも少しあり、汚く茶色に染まっています。
なぜ伊豆沼は汚く、茶色に染まってしまったのでしょうか。
その理由として挙げられるのは、まず周辺の住宅や農地からの汚水の流入の増加、夏に大量に咲いたハスの枯れたものが水底に蓄積、野鳥の糞による沼内の栄養塩水の増加、そして、その栄養塩類は植物プランクトンの生産量を高め、透明度の低下や光環境を悪化させ、沈水植物の生育のじゃまをします。育たなくなると、泥が増え、透明度を低下させるという悪循環が続いているそうです。
わたしは、この状況を知り、何か自分にできることがないかを探して見たところ、次のような取り組みがありました。
ハスは、沼の75パーセントを覆うように拡大し、水中の光環境を悪化させるので、アサザやクロモなどの他の水生植物が姿を消しています。
その問題を解決するために船上でのハスのかり取り作業を行い、水中まで光が届く区画を作ります。人の手で刈り取ったハスは肥料として、茎や花托はクラブに工芸品としても使えるそうです。
この取り組みを知って、わたしもこのような工芸品などを作り、沼の保全とハスの再利用を心がけたいです。
<宮城県伊豆沼サンクチュアリーセンター>
マコモとは、沼地にはえる、高さ50から100センチの草で、鳥が巣を作ったり食べ物を探してとったりできるので、マコモ植栽をしているそうです。
さらに、水もきれいにしてくれるそうです。
定置あみという、水の中の定まった場所にあみを設置して、回遊する魚をつかまえる方法と、刺あみという、水の中にあみをうかせて、魚を取る方法を使ったりしてバスなどを駆除しているそうです。
また、人工産卵床(左下の図)を使って、このそうちに産みつけられた卵とその卵を守っている親をともに駆除するそうです。
<伊豆沼漁業協同組合より>
ぼくは、昔は伊豆沼にたくさんいたゲンゴロウを復活させようと思い、少なくなった原因や、外来種を減らす方法を提案します。
まずは、ゲンゴロウ減少の原因です。
1つ目の原因は外来種です。ブラックバス、ブルーギル、アメリカザリガニ、ウシガエルのどれか1つでも進入した池では大型のゲンゴロウ類が日本各地で例外なく姿を消したという事実があり、アメリカザリガニは水草まで消滅させます。
次に、ゲンゴロウを増やす取り組みを提案します。
外来種を減らさない限りゲンゴロウが増えても食べられて減ってしまうから、ぼくは外来種を減らす取り組みを考えました。ぼくが思うにはゲンゴロウを食べる外来種はウシガエルなのでウシガエルを捕獲する方法を紹介します。
ウシガエルは警戒心が高くあみでも捕獲できますが難しいです。なのでトラップを使用した方がたくさん取れます。さらにウシガエルは夜行性で夜の方が効率よく捕獲できます。他にもいろんな方法があるのでできることから積極的に行っていきたいです。
<コラムいきものがたり><環境省>
この結果を見て…今は外来種が多くなっているので、ゼニタナゴが絶滅危惧種になってしまっています。なので外来種をどんどんへらしていき、ゼニタナゴをどんどん増やしていきたいです。今はバスバスターズという取り組みがあるのでボランティアとして参加して、できることから行動していきたいと思いました。
ぼくたちは、新田の伊豆沼の水質や生き物を昔の伊豆沼のように、在来種がたくさんいて、沼を泳げるくらいきれいにするためにぼくたちが考えた案を紹介します。
1つ目は、外来種駆除活動に積極的に参加することです。外来種の生き物の数を減らし、在来種が減ることをそししていきます。
2つ目は、自然観察ロードです。自然観察ロードとは、新田の虫や植物を観察してもらうために林の中や伊豆沼のまわりに作る道のことです。
3つ目は、在来種水族館です。この水族館では在来種の展示や植物等、伊豆沼の今の現状を紹介します。この水族館はつくられることによって新田に人を集めたり、在来種の紹介などに役立つので、この水族館を作ることを提案します。この水族館の見取り図を書いたので是非見てください。
今の伊豆沼は昔の伊豆沼に比べて外来種が多く、水質がとても悪いです。なので、ちいきのみんなで協力して外来種駆除などでできることからやっていきましょう。
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