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更新日:2023年2月16日

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【第15回】小学5年生部門優秀賞2

西郷小学校/福祉グループ「登米市福祉新聞」

登米市福祉新聞

このままで大丈夫?登米市

皆さんは、登米市の高齢化について考えたことはありますか?おそらく皆さんが思っているよりも深刻です。2000年からどんどん登米市の人口が減っています。その理由は、転出者が転入者を上回っていることと死亡数が出生数を上回っていることがあげられます。

さらに登米市の高齢化はとても進んでいます。とくに2000年から2020年の間を調べます。

どのくらい進んでいるかというと15歳以下は15%から10.7%まで減っています。

次に65歳以上は25.1%から36.9%まで増えています。

このように人口はどんどん減っているのに高齢者はどんどん増えてきています。

デーサービス・施設の活用​​​​​​

そこで、施設について調べてみました。特に高齢者の施設が多い場所は、登米市の中では、家の数や人口の多い迫町辺りが多かったです。これからもどんどん施設が必要になると思います。しかし、すぐに増やすことができない事が課題だと考えました。

身をもって感じた!シニア体験

疑似体験装具をつけて階だんを上ったりして、高齢者の身体のような体験をしました。次のような装具をつけて、変化を感じました。

  1. 肘(ひじサポーター)…手首に重りをつけ、筋力低下の体験。
  2. 膝(ひざサポーター)…足首に重りをつけ、筋力低下の体験。
  3. 目(ゴーグル)…加齢から生じる老眼や白内障の体験。
  4. 耳(ヘッドホン)…聴力の低下や高音性の難聴体験。
  5. 手(ゴム手袋)…皮膚感覚の衰えを体験。
  6. 腰(前かがみ装具)…加齢による前かがみを体験。

〈感想〉

シニア体験をした友だちに感想を聞きました。

・見えづらくて、聞こえづらいのは、不便だし、重りで曲げづらかったり、階段も大変でした。重りや装具を外したとき、すごく楽で違いがすごかったです。

・いつもと違う視線でした。

・動きづらく、重かったりして、大変だということが、分かりました。

・いつもと違ってつかれました。見えづらさや聞こえづらさが大変だと思いました。

・目が見えにくく、3mから5m先は聞こえづらかったです。高齢者の人が何度も聞き返す理由が分かりました。

・高齢の方の困っていることや、大変なことがシニア体験をしてよくわかりました。

登米市福祉新聞

わたし達にできること!

皆さんは、高齢者が困っていることを考えたことがありますか。高齢者が困ることは、「食品パックをあけるのが難しい」「入口や階段の上り下りが難しい」などがあります。

これらは、自分達ではどうすることもできないけれど「重い物を持ってあげる」「話すときはゆっくり話す」物がとどかなかったら「取ってあげる」などいろいろなことをしてあげることができます。

おじいちゃんおばあちゃんのすごいところ発見!

おじいちゃんおばあちゃんの良いところはたくさんあります。

・裁縫が得意。

・畑仕事が得意。

・みんなに優しい。

・伝統的な物が作れる。

・料理が得意。

・話しやすい、何でも話せる。

・昔の事を知っている。

まだまだたくさんのことがあります。身近にいる高齢者とたくさん交流をしたり声をかけたりすることで、高齢者を大切にしていきましょう。

そして、高齢者を見かけたら手伝うことを忘れないようにしましょう。そうすることで「みんなが楽しく暮らすことのできる登米市」になると思います。

感想

今回実際に調べると思っていた以上に人口が減り高齢化が進んでいることが分かりました。高齢者は予想以上に大変だということも分かりびっくりしました。みんなで楽しい登米市にしていきたいです。

お問い合わせ

登米市まちづくり推進部市民協働課

〒987-0511 登米市迫町佐沼字中江二丁目6番地1

電話番号:0220-22-2173

ファクス番号:0220-22-9164

メールアドレス:shiminkyodo@city.tome.miyagi.jp

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