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更新日:2023年2月16日
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○人工林とは、人間が苗木を植えて育てた森林のこと。
1.苗木の栽培
まず畑で苗木を植えます。山に植えるまでに2~4年かけて育てます。
2.植え付け
植える土地にあった種類の木を植えます。植える時期は春が一番一般的です。人工林の木杉や檜などの針葉樹が中心です。なぜなら、針葉樹は育ちが早くまっすぐに伸びるので木材として使いやすいからです。
3.下刈・つる切り
苗木の成長を邪魔する雑草を刈ったり(下刈)、木に絡みついたつるを切ってやります(つる切り)。この作業を毎年1~2回苗木が雑草に負けないくらいに育つまで5~8年間続けます。木を育てる仕事の中で1番きつい仕事です。
4.除伐
植えた木の周りに自然に生えてきた木や育つ見込みのない木を切ります。
○木材として収穫される木は最低でも40年ぐらいかかります。
1.災害から自分達を守る
山の樹木は地中にしっかり根を張っていて土や石をつかまえているので、土が流されないように斜面につなぎとめる働きをしています。
2.水を蓄える
森の土は有機物やさまざまな生物によってスポンジのような構造をしているため、裸地と比べて雨水を地中に浸透させる力は約3倍もあります。森林に降った雨は、その約半分が地下へと浸み込んでいき、洪水などを防ぐことができます。また、川の水の量を一定に保つ役割もあります。
世界の森林面積は、約40.3ha(ヘクタール)で、全陸地面積の約31%を占めています。しかし、世界の森林は減少を続けており、毎年520haが減少しています。(2000年~2010年までの平均)特に、南アメリカ・アフリカなどの熱帯の森林を中心に、減少面積が大きくなって来ています。
一方、中国・インド・ベトナムを中心とした熱帯林では、森林面積が増加している国も見られ、森林面積の増加と減少には地域的な偏りが見られています。
微生物によって分解された落ち葉で養分が作られ、その養分が海へ流れ込むことによってその養分をプランクトンが食べ、そのプランクトンを魚が食べることで循環していきます。
そして、森と海に関する「SDGs」もあります。
目標14:海の豊かさを守ろう
目標15:陸の豊かさを守ろう
という2つの目標があります。これは、日本だけでなく全世界で達成しなくてはならない目標になっています。
※ちなみにSDGsの目標は17個あります。
森林破壊をなくすために、自分達ができることを紹介します。
植樹は、記念に木を植えるということで植えられています。例えば、結婚したお祝いや子どもが生まれたことなどで、植えられています。
植林は、木材として活用するために植えられています。建築物などに活用されています。
植樹をすることは、災害から暮らしを守ったりすることが、分かりました。また、木を植えたり使ったりすることは、良いことだと思いました。しかし、植樹にもメリットとデメリットがあることが分かりました。これからも森林を守っていきたいです。
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