ホーム > 市政情報 > まちづくり・環境 > 市の取り組み > 子どもたちが考える登米市の未来新聞コンクールについて > 第15回子どもたちが考える登米市の未来新聞コンクール入賞作品 > 【第15回】小学6年生部門最優秀賞

更新日:2023年2月16日

ここから本文です。

【第15回】小学6年生部門最優秀賞

新田小学校/N×7「未来へJUMP!新田駅新聞」

未来へJUMP!新田駅新聞

1、新田駅の歴史

昔の新田駅の周りには、たくさんのお店がありました。そば屋、雑貨屋、電気屋、自転車屋、居酒屋など、数多くのお店が集まっていました。電車で新田に来る人たちが白鳥を見た後に、お店に入って体を休めていたため、特に冬が盛り上がっていたそうです。

今の駅前は、限りあるお店しかないため、昔に比べると活気が減っています。

新田駅新聞

また、昭和47年には、「伊豆沼はくちょう号」が開通し、昭和55年までの8年間、仙台~新田駅を走り続けました。

そんなはくちょう号はどんな列車だったかというと、全長は約120メートル(1両で20メートルの6両編成だった)であり、1両の定員が80人なので、満員で480人で7割乗車としても336人程の観光客を乗せていたそうです。

これをきっかけに、伊豆沼・内沼の白鳥は年を追って脚光を浴びたそうです。そして、白鳥に関する施設などが多くできました。

また、新田駅では60年代までは捕り立てのマガモをKIOSK(売店)に吊るして売っており、さらにガラスの箱に入ったオオハクチョウのはく製が、テーブルに置かれていたそうです。

新田駅新聞

2、新田駅の利用者数‼

2000年から2017年(途中省略含む)の新田駅の利用者です。2000年は380人もいたのに、2017年には244人にも減っています。

また、利用者数の復活を願うために駅が新しくなりました。

この土地になくてはならない新田駅。その新田駅の利用者数、皆さん気になりませんか?その利用者数が…こちら!

(2000年~の利用者数)

新田駅新聞

3、「今までありがとう、これからもよろしく」新田駅のリニューアルについて‼

◇創立から127年地域に愛された旧駅舎‼

JR東日本は12月26日、建て替え工事をしていた東北本線新田駅の利用を開始しました。1894(明治27)年に建設され、改修を重ねながら127年間という長い歳月、地域住民や多くの利用者たちに愛されてきた旧駅舎、建て替えに伴い、地域住民が「新田駅舎127年間に感謝する集い」を開催し、「今までありがとうございました。これからも新田駅を大事にしていきます。」と述べ、新田駅舎への感謝を伝えました。

◇地域の特色をイメージした新駅舎‼

新駅舎のデザインは、渡り鳥が羽ばたくシルエットをイメージしたデザイン。正面には丸窓が設置され、白鳥の有機性が表現されています。また、リニューアルの理由としては、老朽化と、その老朽化によるデザイン的な問題となっています。

新田駅新聞

未来へ向けて~2030の新田駅~

新田駅は今、無人駅となっていて、利用者数も年々減少しています。そんな新田駅の復活を願うため、2つの提案をしたいと思います。

1つ目は、ホームドアです。ホームドアとは、ホームにおける転落事故などを防ぎ、利用者の安心感を高めるためのものです。ホームドアをつけることで、子ども連れの家族層も増え、利用者の増加につながると思います。

2つ目は、車いすの方も利用できるように列車ドアに自動開閉スロープをつけるといいと思います。自動開閉スロープをつけることで車いすやベビーカーなどがスムーズに列車内に入ることができるようになります。

そこで、わたし達にできることは、清そう活動やホームドア、自動開閉スロープなどの設置費用の募金活動をすることです。

今後は、活気あふれる新田になって、人と人とのつながりがたくさんある新田駅にしたいです。

感想

いままで身近だけど詳しくは知る機会がなかったが新田駅の歴史やリニューアルの秘密などを知るとともに、2030年の新田駅の姿について考えることができたので良かったと思います。

お問い合わせ

登米市まちづくり推進部市民協働課

〒987-0511 登米市迫町佐沼字中江二丁目6番地1

電話番号:0220-22-2173

ファクス番号:0220-22-9164

メールアドレス:shiminkyodo@city.tome.miyagi.jp

サイト内検索

便利情報

ページの先頭へ