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更新日:2023年2月16日

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【第15回】小学5年生部門優秀賞1

佐沼小学校/いろどりまさのり「パプリカ新聞」

パプリカ新聞

パプリカの町の悩み

登米市は、平坦な地域で、パプリカの生産量は日本一位です。しかしそんな登米市でも課題があります。それは、夏などの暑さでパプリカが食べられなくなることです。アイラブファーム登米では、基本的1珠ずつ袋詰めしていますが小さいサイズのパプリカは2珠を入れて出荷するため収益率が下がってしまいます。このため、夏の高温対策が経営上で問題になっています。

さらに、現状は種の歩留まり率(良品率)は約6割で外部委託(労働サービスとして購入する契約のこと)の歩留まり率は8割を大きく下回ります。

パプリカ新聞

日本一のパプリカ生産体系‼

アイラブファーム登米では、赤色のパプリカ「クプラ」、黄色の「チュルシ」、だいだい色の「マゾナ」という3品種を栽培しています。種子は、いずれもオランダのパプリカ専用種苗会社からの輸入品で、10株当たりの収穫株数が多い品種を選んでいます。年間、約2万株の苗を植え、約60万株の収穫を目標に掲げています。

パプリカの種・育苗は技術的に難しいため、全体の9割を外部委託しています。全体のうちの1割はアイラブファームで行っています。ハウスの中では種・育苗しているが、種の歩留まり率は約6割で、外部委託の歩留まり率(8割)を大きく下回っています。2月初旬に委託先から苗を入荷し、手作業で苗をロックウールに移植します。

韓国や栗原市のベジ・ドリーム等では、パプリカの通年収穫を行っているが、通年収穫を行うためには冬場の暖房費がかさむため、燃料価格が高騰している現在、アイラブファーム登米では、夏場の収穫に専念しているそうです。

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パプリカの味方

登米市のアイラブファームでは環境の配慮と食育への貢献をしています。例えばアイラブファームから出た水をまた再利用することやパプリカの天敵のアブラムシを撃退する蜂を放ったりなど天敵利用をしてパプリカを守っています。また、農薬をあまり使わずに天敵を撃退するなどの取り組みも行っています。このようにアイラブファームでは、美味しいパプリカを作るためにさまざまな取り組みを行っています。

パプリカ新聞

農業は、楽しい!

わたし達は、登米市の農業を増やす方法について提案があります。

まず1つ目は、農業体験です。子どもから大人まで誰でもできる農業体験をして、取りたての野菜を食べてみる体験などの開催をしてみると「農業は、楽しい」と感じると思いました

次に2つ目は、登米市の野菜の美味しさを伝えるポスターや1か月に1回配布される登米市の広報に市内の野菜について書くことです。1か月に1回配布される登米市の広報は、ほとんどの人が見る可能性があるので読んでいるうちに気になる人が増えると思ったからです。

登米市を応援!

わたし達は、パプリカの産業を調べて、夏の高温対策や、虫の対策などをしていることを初めて知りました。他にもいろいろな色のパプリカがあることや歩留まり率などが約6割のことなどを知りました。

これからも登米市がおいしいパプリカを作り続けることができるように、登米市のパプリカを食べて応援していきたいと思います。

お問い合わせ

登米市まちづくり推進部市民協働課

〒987-0511 登米市迫町佐沼字中江二丁目6番地1

電話番号:0220-22-2173

ファクス番号:0220-22-9164

メールアドレス:shiminkyodo@city.tome.miyagi.jp

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