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更新日:2021年12月21日
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令和3年12月19日(日曜日)、連続テレビ小説「おかえりモネ」の中で、主人公が勤める米麻町森林組合、カフェや診療所の舞台となった長沼ボート場クラブハウスにおいて、シンポジウム「~森に生きる~『おかえりモネ』が描いた登米」を開催、市内外の約70名の方にご参加いただきました。
第1部では、連続テレビ小説「おかえりモネ」チーフ演出の一木正恵(いちきまさえ)氏を講師にお迎えし、『「おかえりモネ」が伝えたかったこと』をテーマにお話をいただきました。
演出家の立場から、なぜ登米市だったのか、なぜ主人公の職場は森林組合だったのか、台本の行間を演出で埋め、映像で魅せるまでの議論・作業、登米のヒト・コト・モノがいかにキラキラ輝いていて、登米市がどれだけ豊かなのか、しかし、登米に根差して暮らしているとその豊かさに気付かないこと、その豊かさこそが登米の人々の余裕であり奥ゆかしさ、礼節・日本人らしさであることなど、短い時間でしたが「おかえりモネ」全120話分以上の内容に値するお話を聞かせていただきました。
第2部では、「おかえりモネ」林業考証の登米町森林組合参事竹中雅治氏、医事考証の医療法人社団やまとの田上佑輔先生、登米市の観光部門から長沼ふるさと物産(株)の佐藤純氏をパネラーに迎え、「今後、『おかえりモネ』をどう活かしていくか」について討論していただきました。
「おかえりモネ」では本市の美しい自然・事象だけではなく、『つながり』と『循環』、『どんな人にも事情があり、当事者以外の人が考えてあげることができる』ということが描かれていました。
今後この「おかえりモネ」を登米市でどう『循環』させるか、どう『つながっていく』か、市一丸となって『演出』していくことの方向性が見えたシンポジウムでした。
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