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更新日:2025年1月28日
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登米市は豊かな自然環境に恵まれ、農業が盛んに行われてきた。農林水産省「二〇二〇農林業センサス」の資料によると、農業経営体数は5,114経営体と最も多い。しかし、現在、登米市の農業には大きな課題がある。それは、高齢化が進んでいるため、農業を支える人が減少しているということだ。
上の資料を見ると、平成2年に12,225戸あった農家数は令和2年には、約半分の6,498戸にまで減少し、農業を営む人が減少し続けていることが分かる。このまま減少していくと、わたしたちの食べる米を安定して供給することが難しくなる。さらに、米の生産が減ることで田んぼに住む動植物や環境にも悪影響が出ることが予測できるのだ。
この問題を解決するためには、若い世代の人たちが農業に興味を持ち、農業を続けていこうと思うことが大切だと考える。また、農業を始めたいと思っている人をサポートする制度を充実させることも必要ではないだろうか。
登米市の農業を支え、持続可能な農業を実現するために、そして、わたしたちの未来のために、みんなで考え、行動していくことが大切だと考える。
「赤とんぼが乱舞する産地を目指そう」という合言葉で始まった登米市の「環境保全米」の栽培が注目されている。この米は農薬を減らして育てられており、加賀野小学校では、毎年3年生がJAみやぎ登米の協力を得てバケツ稲を栽培している。登米市のお米は、香りがよく、甘みと食感が特徴。寿司飯にも適している。これは土壌づくりと農薬・肥料の減少に努める農家さんたちの努力のおかげであり、今後も応援していきたい。
「アシストスーツ」は、重い物を持ち上げるときに腰や腕の負担を減らすための特別な服である。体の動きを助けることで、作業を楽にする魔法の道具と言える。特に秋の「もみすり」作業では、米や穀物のもみを取り除くために重い袋を持つ必要がある。アシストスーツを使うと、作業者は腰や腕の負担を減らし、安全に効率よく作業することができる。これにより、仕事の生産性が上がり、怪我をするリスクも減ると期待されている。
わたしたちは、お米離れや消費量減少の問題を解決するために、登米市産の米や牛肉、野菜を使用して、「お米バーガー」を作った。地域の食材を活用することで地産地消を進め、お米離れを減らすことに繋がると考えた。登米市産米をバンズとして代用し、より多くの人に食べてもらうことで消費者の拡大を目指す。
登米市産のお米や新鮮な野菜を消費することで地域経済を支え、登米市の発展に繋がることを願っている。
登米市の農業の課題や登米市産のおいしさの秘密など、多くの学びを得ることができました。登米市産米の独特な風味や生産者の情熱を知り、食材の価値を深く理解しました。
この経験を通じて、持続可能な農業への一歩を踏み出せたと思います。今後も農業の未来を明るくするアイディアを探求していきたいです。
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