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更新日:2025年1月28日
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登米町森林組合では、原木栽培にこだわっています。その理由は実際に原木が使用されることで椎茸の香りと旨みが凝縮されているからです。原木椎茸は菌床椎茸よりも豊かな旨みと深い香りが特徴です。さまざまな環境下に耐えながら成長するため食感やサイズ感も充実しています。「山のアワビ」と言われています。
原木椎茸は、一時東日本大震災の影響で出荷制限を余儀なくされました。ですが、それから協同組合等の協力を得ながらみんなで再起に向かって栽培を続けています。
現在はナラやクヌギの木で栽培を続け、たくさんのおいしいをみんなに届けています。
原木椎茸は、地産地消に大きく貢献しています。この椎茸は外国での生産が少なく森林が70%を占める日本は生産が多いのです。
椎茸の主な課題は病原体感染と気温上昇です。椎茸の子実体(子きのこ)発生量の減少、原木椎茸の生産量低下などです。
食べて良さを伝えることはもちろん、原木椎茸についてたくさんの人が知ることも大切です。なので定期的に講師の人を呼んで、原木椎茸について話してもらえばいいと思います。その他にもポスターなどで宣伝したり、組合の人から木をもらって実際に育てたりすれば、原木椎茸は広がると思います。
原木椎茸をたくさんの人に食べてもらうためには、スーパーや道の駅で作った人の、写真やどんな思いを込めて、育てたかを書いた紙を商品があるコーナーに貼るのがいいと思います。生産者さんの思いを知ることでたくさんの人に食べて欲しいです。
僕たちは今回原木椎茸についてよく考えて、林業の木の大切さを改めて実感しました。
自然にもありがたいような木の使い方を学べました。
これからも林業の大切さを忘れることなく繋いでいきたいです。