更新日:2022年6月21日
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市では、男女共同参画社会の実現を目指し、市(=行政)だけでなく、市民、事業者、教育関係者、市民団体が協力し、男女共同参画の推進に計画的に取り組んでいく必要があることから「だれもが活き生きと暮らせる登米市男女共同参画推進条例」を制定し、平成23年4月1日に施行しました。
この条例は公募市民などで構成される「登米市男女共同参画条例策定委員会」から提出され素案をもとに作成され、皆さんに親しまれるように、できるだけわかりやすい表現を使い、基本となる考え方や市民、事業者、教育関係者、市民団体および市が実施する基本的な施策が盛り込まれています。
だれもが活き生きと暮らせる登米市男女共同参画推進条例(例規集へ移動)・(PDF版)(PDF:145KB)
男女共同参画社会とは?
戦後の高度経済成長期、急激な経済の発展を支えたのは、過酷な労働環境に耐えて懸命に働く男性労働者と、それを『内助の功』で支える主婦という社会的構造でした。
この30年で社会や経済環境はめまぐるしく変化し、より質の高い生活が求められると同時に、男女や家族の在り方も大きく変わってきました。少子高齢化の進展や社会経済情勢の変化に対応し、制度の面では男女に平等の権利が与えられるようになってきましたが、人々の意識や慣習の中には、男女の役割に対する固定的な考え方がまだまだ存在しています。
男女共同参画社会とは、「男だから」「女だから」という理由だけで生き方を制限されるのではなく、男性と女性が互いによきパートナーとして多くの分野に参画し、個性や能力を発揮し、かつ責任を分かち合うことにより、誰もが自分らしくいきいきと暮らしていける、豊かで住みよい社会のことです。
男性と女性が個人としての人権が尊重され、性別による差別的な取り扱いを受けることなく、能力を発揮する機会が確保されるようにしましょう。
性別による固定的な役割分担意識などの社会的制度・慣行をなくすようつとめましょう。また、自由な活動を妨げることがないように配慮しましょう
市の政策や事業者・教育関係者・市民団体における方針の立案・決定について性別にかかわりなく平等に参画する機会を確保しましょう。
男性と女性がお互いの協力と社会の支援のもとに、子育てや介護などの家庭生活と、職場や学校などのさまざまな分野における活動を両立できるようにしましょう。
教育において、性別による固定的な役割分担意識が形成されることがないよう、自らの意思によってあらゆる活動に平等に参画できるように配慮しましょう。
セクシャル・ハラスメントやドメスティック・バイオレンスなどの身体的または、精神的苦痛を与えるあらゆる形態の暴力的行為を根絶しましょう。
男性と女性が互いに身体的特徴に関して理解を深め、妊娠、出産においてお互いの医師や権利を尊重し、生涯にわたり心身の健康を維持できるようにしましょう。
性同一性障がいを有する人または、先天的に身体上の性別が不明瞭である人などに対する差別の根絶や、個人の人権の尊重に配慮しましょう。
男女共同参画の取り組みは、国際社会が目指す理想の一つです。国際社会における取り組みと密接に関係している考慮し、推進しましょう。
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登米市市民生活部市民生活課
〒987-0446 登米市南方町新高石浦130番地
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