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更新日:2012年3月8日

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【津山町エリア】伊達小次郎の墓所

津山町横山にある長谷寺(ちょうこくじ)の南側、右念山(うねんざん)の山頂に伊達政宗(まさむね)の実弟、伊達小次郎(こじろう)の墓所があります。なぜ横山の地に墓所があるのか。そこには、わずか13歳にして、兄の手によって命を絶たれた小次郎の悲運が隠されています。
天正18年(1590)豊臣秀吉が天下統一を進め、関東以北制圧の第一歩として小田原城を攻撃した際、政宗はじっくりと戦況を見極めた後、参陣を決意します。そのとき、弟である小次郎を伊達家の藩主にしようとしていた母は、出陣を祝ううたげを装って、毒殺を企てますが失敗します。
小田原参陣を目前に、政宗・小次郎、両派の対立が明らかになり、政宗は藩内の意志を統一しようと、「そちに罪はないが、母の罪を問う事はできぬ」と自らの手で小次郎を手打ちにします。
小次郎の遺体は、伊達家の領地であった福島県内の寺に埋葬されましたが、後の国替えによって、旧葛西氏・大崎氏の領地が与えられ、横山の地を母の化粧領地と定めた際に、この地に改葬されました。(津山町史参考)

施設案内

所在地 登米市津山町横山字久保163番地
問い合わせ

津山総合支所市民課

TEL:0225-68-3111

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