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更新日:2012年3月8日

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【豊里町エリア】香林寺山門

香林寺は、戦国大名葛西氏の支館の一つである月輪館(つきのわだて)(豊里町加々巻地区)を治めていた月輪六郎・七郎兄弟の菩提寺として、天正12年(1584)に建築されました。
訪れた人を最初に出迎える山門は、室町時代後期の天文9年(1540)に、月輪館の東門として建築されたものを香林寺開山時に移築したもので、県重要文化財に指定されています。また、市内で最も古い年代に建てられた木造建築物であり、県内でも角田市の高蔵寺(こうぞうじ)「阿弥陀堂」に次いで2番目に古いといわれています。
この山門は、昭和16年に当時のこけら葺の屋根を、瓦にふきかえるなどの改修を行いましたが、平成2年に東北大監修のもと、香林寺が主体となって、移築当時の現状に近い形に復元、修理されて現在に至っています。間口は三間(5.46メートル)、奥行は二間(3.64メートル)あり、その柱など主なものは移築当時のものを使用。山門の裏側には月輪氏の家紋である二つ葉柏の彫刻が付けられているなど、約430年の歴史を伺い知ることができます。

施設案内

所在地 登米市豊里町杢沢87番地
問い合わせ

教育委員会教育部文化財文化振興室

TEL:0220-34-2332
香林寺

TEL:0225-76-2307

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