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更新日:2012年3月8日

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【迫町エリア】上行寺のイチョウと十三講祭り

迫町森にある上行寺は、日目上人(にちもくしょうにん)が開いた寺で、弘安6年(1283)上人が法華堂を建てたのが始まりといわれ、その後の弘安10年(1287)に寺田城主三浦対馬守(つしまのかみ)が厚く信仰したことによって、現在の地に建立されました。
境内のイチョウは文明18年(1486)に植えられたもので、幹囲り約5メートル、高さ約30メートルの大木で、天保10年(1839)2月に起きた火災で寺が焼失した際、このイチョウも一緒に焼けてしまいましたが、その後、見事によみがえったことから「蘇生(そせい)の銀杏(いちょう)」として伝えられています。
また、晩秋に霜の重さで一斉に葉が落ちることが数年に一度あり、その翌年は豊作になるといわれています。
森地区の祭りとして親しまれている「奥州森邑(むら)十三講秋祭り」は、もともとは「十三講祭り」として、長く寺の境内で行われていました。現在では毎年11月に森公民館などを会場に、「少年剣道大会」や「区民芸能祭」、「伊達なおいとこ踊り宮城大会」などのイベントが開催され、多くの人が訪れにぎわいをみせています。

施設案内

所在地 登米市迫町森字東表82-1
問い合わせ

TEL:迫総合支所市民課

0220-22-2213

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