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更新日:2012年3月8日

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【登米町エリア】武家屋敷「春蘭亭」

登米町内に現存する武家屋敷は多数ありますが、その中の一つに観光客のお休み処(ところ)として利用されている「春蘭亭」があります。
春蘭亭は、登米伊達初代藩主の相模宗直公が慶長9年(1604)に、岩手県水沢城から登米に移る際、共に移住した鈴木家の屋敷です。ほかの武家屋敷が別棟として書院座敷を本屋の前面に配しているのに対して、書院座敷に相当するものを別棟とせず、直接本屋の上手へ取り込んだ「直ご家形式」となっています。この形式は上層家中侍住宅としては珍しく、貴重な侍住宅遺構といえます。
前述の鈴木氏は、現在の和歌山県である紀伊の国、熊野の鈴木氏から分かれた一族で、平成元年に屋敷を登米町に寄付しました。町ではこれを受け、屋敷内に囲炉裏を囲む喫茶コーナーを翌年にオープンし、それ以来、多くの利用者に愛され続けています。
名称の由来にもなっている春欄入りの「春欄茶」を飲みながら、春の足音を肌で感じてみてはいかがでしょうか。

施設案内

所在地 登米市登米町寺池桜小路79番地
問い合わせ

春蘭亭

TEL:0220-52-2960

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