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更新日:2012年3月8日

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【登米町エリア】覚乗寺高台院霊屋(天山公廟)

天山公廟は、登米(とよま)伊達家四代宗倫(むねとも)(仙台二代藩主忠宗の五男)の廟所(びょうしょ)で、宗倫は寛文10年(1670年)、31歳で死去しました。
宗倫の法号を高台院殿(こうだいいんでん)天山宗清(てんざんしゅうせい)大禅定門(だいぜんじょうもん)ととなえたことから、天山公廟と称しています。
この霊屋は宗倫の死後2年(寛文12年)に建立された桃山式の霊屋で、松島の円通院にある三慧殿(さんけいでん)(仙台二代藩主忠宗の次男光宗の廟)とともに秀作といわれ、昭和28年県の重要文化財に指定されました。
唐様と和様が混交された建築で、大きさは方3間(5.4メートル四方)で素木造り、屋根は宝形造りの木羽葺(こばぶき)で、簡素ですが均整の取れた美しさを保っています。内部には精巧な須弥壇(しゅみだん)の上に絢爛(けんらん)たる家形厨子(ずし)が安置され、厨子には極彩色が施されています。
内部は年に一度、4月に行われる「とよま茶会」の際にご開帳されます。
現在の霊屋は昭和47年3月に、1年数カ月を要し往時の姿そのままに修理・復元されたものです。

施設案内

所在地 登米市登米町寺池上町35番地
問い合わせ 教育委員会教育部文化財文化振興室
TEL:0220-34-2332
天山公廟内部

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