ここから本文です。
学校・家庭・地域が一体
となって子どもを守り育てる
登米市では、学校と地域が連携・協働しながら、未来を担う子どもたちの成長を支える取り組みを進めています。2012年度から各中学校で実施している「キャリアセミナー」は、自分の将来を考える特色ある取り組みです。市内外の職業人が、仕事や生きがいについて具体的に話す講話は、子どもたちに夢や憧れを持たせ、未来を切り拓くきっかけにもなっています。
2015年には、この取り組みが認められ、「第9回キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等文部科学大臣表彰」を受けました。また、地域住民や保護者が一定の権限と責任を持って学校運営に参画する「コミュニティ・スクール」にも取り組んでいます。学校課題や地域課題を共有しながら、教科書では学べない知識や郷土の知恵を地域のボランティアから学んでいます。
さらに、次代を担う国際感覚豊かな青少年の育成を目的に、中高生を対象に「青少年海外派遣事業」も実施しています。
国際感覚豊かな青少年育成のため、海外派遣や受け入れなどを実施しています。派遣事業は、海外姉妹都市の米サウスレイク市、加ヴァーノン市および友好協定締結先の州立高校が所在する豪メリバラ市へ中高生を派遣し、本市の魅力発信と異文化を学んできます。
受け入れ事業では、海外派遣事業に参加した子どもたちや登米市国際交流協会などが受け入れに協力しており、家族ぐるみでの交流に発展しています。