更新日:2023年6月27日
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「食品ロス」とは、まだ食べられるのに捨てられている食べ物のことです。
日本では、年間2,510万トン(※)の食品廃棄物等が発生しています。このうち、売れ残りや食べ残しなど、まだ食べられる状態にも関わらず廃棄される「食品ロス」は570万トン(※)あります。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量の1.4倍に相当すると言われ、「食品ロス」を国民一人当たりに換算すると“茶腕約1杯分(約124g)の食べもの”が毎日捨てられている計算になります。
※農林水産省及び環境省「令和元年度推計」
1.食材を買い過ぎず、使い切る、食べ切る
2.残った食材は別の料理に活用
3.消費期限と賞味期限の違いを理解
「消費期限」:品質の劣化が早い食品に表示されている「食べても安全な期限」
「賞味期限」:品質の劣化が比較的遅い食品に表示されている「おいしく食べられる期限」であり、それを超えてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
4.外食時の食べ残しを減らす
・小盛メニューがあれば利用する。
・「食べきれないかも」と思ったら、「少なめにできますか?」とお願いする。
・セットメニューの中に食べられないものがあれば、注文の際に、あらかじめそれを抜いてもらう。
食品ロスのうち、外食における宴会等での食べ残しを削減するため、松本市が発祥といわれる「30・10(さんまる・いちまる)運動」が全国的にも広がりを見せており、取り組む自治体が増加しています。
食品ロスの削減とともに、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進するため、「全国おいしい食べ切り運動ネットワーク協議会」が設立され、これに登米市も参加しており、「宴会五箇条」を活用して30・10運動の普及を推進しています。
“もったいない”を心がけ、30・10運動の実践により、食品ロスの削減、ごみの減量に努めましょう。
お問い合わせ
登米市環境事業所廃棄物対策課
〒987-0446 登米市南方町新高石浦130番地
電話番号:0220-58-2115
ファクス番号:0220-58-3345
メールアドレス:haiki@city.tome.miyagi.jp