更新日:2024年10月21日
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子どものころから健康に関心を持ち、望ましい食習慣を身につけることが大切です。
登米市が豊かな食材が豊富な地域であることを活かし、食の体験や学びを通じて健全な食生活の実現に向け、できることから始めてみましょう。
高血圧の大きな原因の一つとして食塩のとり過ぎ、野菜不足などがあげられます。
登米市の特定健康診査の結果では、例年受診者の3割弱の方が高血圧で「要医療」判定になっていることから、登米市では食生活の目安として、平成29年度から特定健康診査時「尿ナトリウム・カリウム比」の測定を実施しています。
今後も‟登米の大地に育まれる野菜のちから”を活かして適塩に取り組んでいきましょう。
※尿ナトリウム・カリウム比とは、尿の中に含まれるナトリウムとカリウムの比率。塩分(ナトリウム)の摂取を減らし、野菜や果物(カリウム)を多く摂ることで血圧の改善が見込まれる。
塩分(ナトリウム)を減らし、野菜や果物(カリウム)を多く摂るという考え方。
血圧改善のために「ナトカリ」の摂取バランスを考えながら食事をすることをお勧めしています。
11月の「みやぎの食育推進月間」にあわせ、市内の各道の駅や物産施設において、登米市食生活改善推進員が考案する旬の地場産野菜を使用した「ナトカリレシピカード」を配布するとともに、道の駅林林館(森の茶屋)のレストランでは、ナトカリレシピの料理をアレンジした「かぼちゃ入り豆乳クリームシチューはっと」を提供します。
また、カゴメ株式会社と市が共同で作成した、ナトカリについての啓発動画が道の駅でご覧いただけますので、ぜひ足をお運びください。
【ナトカリレシピ集(令和3年度)】 |
【ナトカリレシピ集(令和4年度)】 |
【ナトカリレシピ集(令和5年度)】 |
【ナトカリレシピ集(令和6年度)】
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1日5皿(350g)を目標に野菜を食べましょう
健全な食生活の実現に向けて、「野菜を毎食食べること」をおすすめしていますが、国や県の健康栄養調査の結果では、1日の野菜摂取目標量にあと1皿分(70g)が不足しているのが現状です。
そこで、市では市内事業所・店舗等と連携し野菜摂取アップをすすめています。
家庭の食事で野菜をあと1皿プラスして、健康を意識した食事づくりに取り組みましょう。
登米市食生活改善推進員協議会おすすめレシピ
登米市食生活改善推進員協議会と登米市が協働で作成しているレシピです。
野菜をおいしくたくさんいただける簡単レシピです。ぜひご活用ください。
平成27年国民健康・栄養調査の結果では、20~30歳代で3人に1人(34.9%)が、牛乳・乳製品をとっていない状況でした。
また、20~30歳代の女性のカルシウムやたんぱく質の摂取量が60歳以上の方と比べて少ない状況でした。特に女性のカルシウム摂取不足は、閉経後の骨粗しょう症リスクを高める原因にもなります。
牛乳・乳製品は、カルシウムやたんぱく質が豊富に含まれており、最近ではカリウムも手軽にとれる食品とされています。毎日の食事に牛乳・乳製品を取り入れましょう。
お問い合わせ
登米市市民生活部健康推進課
〒987-0446 登米市南方町新高石浦130番地
電話番号:0220-58-2116
ファクス番号:0220-58-3345
メールアドレス:kenkosuisin@city.tome.miyagi.jp