当館の収蔵品の中から代表的な資料の一部を紹介します。
タイトルをクリックすると、拡大画像や関連画像、解説を表示します。

蓑(みの)

▼使われた時代:江戸時代~昭和30年代初め
屋外で働くとき、雨や雪を除けるために背にあてた雨具でした。また、荷物を運ぶ際には、肩の部分がクッションにもなりました。


洗濯板

▼使われた時代:明治時代~現代
石鹸(せっけん)をつけ、デコボコした面にこすりつけるようにして洗っていました。洗濯板は明治時代になって西洋から日本に持ち込まれたもので、それ以前は、足で踏み洗いしたり洗濯棒で叩く洗い方が行われていました。


手回し洗濯機(てまわしせんたくき)

▼使われた時代:昭和30年代

洗濯物と水を入れてふたをし、ハンドルを回して洗います。脱水はできなかったため、手などで洗濯物をしぼる必要がありました。

火熨斗(ひのし)

▼使われた時代:江戸時代~昭和時代初期

丸い部分に火のついた炭を入れ、その熱で布のシワをのばしていました。現在のアイロンのような使い方をしていました。


炭火アイロン

▼使われた時代:明治時代~昭和20年代

中に炭火を入れ、その熱で布などのしわを伸ばしていました。


⇒“衣”ページTOPへ