更新日:2023年7月3日
ここから本文です。
市では災害時等における緊急性の高い情報について、これまでの防災行政無線、メール配信サービスなどによる情報伝達に加え、コミュニティエフエム放送を新たな防災情報伝達手段の一つとして位置づけ、災害時等における市民みなさまへの迅速、かつ的確な情報伝達を行い、市民生活の安定を図るため、緊急性の高い災害情報および市が受信した全国瞬時警報システム(J-ALERT)からの緊急放送をコミュニティエフエム「はっとFM」の放送波(周波数76.7MHz)を活用し、また、これと連動し自動起動する緊急告知ラジオを製造し市民みなさまへ配布することにより、災害時の緊急情報の伝達が円滑に行えるように設備を整備することといたしました。
緊急告知ラジオは、コミュニティエフエム「はっとFM」の電波を活用して、緊急情報などを放送します。
市から緊急情報を放送する際は、自動的に電源が入りラジオが起動し、放送が流れます。なお、自動起動により放送した場合、放送終了後は使用前の状態に戻ります。
登米市内に住民登録がある世帯に、1台ずつ無償で貸与します。
種別 | 放送内容例 | 音量 | 注意事項など |
緊急告知放送 | 避難情報、ミサイル発射情報など | 最大音量で放送されます | 緊急情報のため、音量調整つまみの位置にかかわらず最大音量で放送されます |
一般告知放送 | 災害注意喚起、火災情報、行方不明者情報、気象警報、土砂災害警戒情報など | 音量調整つまみの位置の音量で放送されます | ラジオ本体の音量調整つまみで設定している音量で放送されます |
緊急告知ラジオは電源を切っていても、自動起動による放送を受信できるよう待機状態となっています。日常使用ではACアダプターを必ず使用してください。
緊急告知ラジオを電池で使用するのは停電時のみを想定しております。
電池のみで日常のラジオ聴取を想定しているものではありませんので、電池のみでご使用の場合の電池の寿命は、ラジオを聴取していない待機状態で約3日間、通常音量で聴取している状態だと約1日間程度です。
電池は使用していなくても、自然放電するため年に1度は必ず新品の電池(アルカリ単3乾電池)に取り替えてください。
緊急告知ラジオについて、市からの貸与となりますので登米市外へ転出する際は、貸与された町の総合支所まで返却頂くこととなります。また、緊急告知ラジオの放送が町ごとに設定されていることから、市内で転居される場合で町が変更となる場合は、貸与された町の総合支所に返却いただき、改めて転居先の町の総合支所から貸与し使用いただくことになります。転出・転居などにより返却となることから、箱などの付属品一式を大切に保管していただきますようお願いします。
Q1.なぜ、貸与という扱いになっているのですか。
A1.みなさまからの費用負担は頂かないこと、登米市外へ転出する場合などは返却頂き可能な限り再利用したいことなどの理由により、ラジオは市の所有物として扱うため貸与としております。また、登米市外への転出など返却する場合に備え、箱などの付属品一式を大切に保管していただきますようお願いします。なお、転貸、転売、譲渡は禁止とします。
Q2.電波が悪くラジオが受信できないのですが、どうしらたよいですか。
A2.家の中でも電波の良いところと悪いところがある場合がありますので、はっとFMが聞こえる位置にラジオを設置してください。家の中のどの位置でも受信できない場合は登米市総務部防災危機対策室までご連絡ください。調査し外部アンテナの設置などを検討いたします。
Q3.故障した場合はどうすればよいですか。また、費用負担はどうなりますか。
A3.故意に壊した場合を除き、無償で修理いたします。お近くの総合支所までお持ちください。
Q4.夜間や就寝時などに放送されるのは困るので、鳴らないようにしたいのですが、どうすればよいのですか。
A4.「緊急告知放送」は、コンセントに接続されている、もしくは、電池が入っている状態であれば自動起動し放送されます。緊急情報ですのでご理解願います。「一般告知放送」は自動起動はしますが音量調整つまみのとおりの音量での放送となりますので、最小にすることで鳴らなくなります。
Q5.自動起動し放送されたのですが、放送が終了した後も電源が切れません。どうしたらよいですか。
A5.自動起動、自動終了ともに電波により信号を発信し制御しています。ラジオが終了信号をうまく受信できなかった場合、電源が切れずにそのまま放送をし続けてしまいますので、その際は手動により電源を切ってください。なお、不在時などへの対応として自動起動した場合は10分後に電源が切れる仕様となっていますのでご安心ください。
お問い合わせ