ホーム > 市政情報 > 登米(とめ)市の概要 > 国際交流・都市間交流 > 登米市青少年海外派遣事業関係 > 令和6年度登米市青少年海外派遣事業(カナダコース)の実施について
更新日:2024年12月19日
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令和6年10月22日(火曜日)から10月29日(火曜日)までの8日間、令和6年度登米市青少年海外派遣事業として実施されたカナダでの海外研修に、市内在住の中高生8名が参加しました。カナダへの派遣は6年ぶりの実施となりました。
9月5日に派遣団結団式を開催し、その後、団員は全6回の事前研修に参加しました。事前研修では、担当講師やALTとの英会話レッスンのほか、現地で発表予定となっていた登米市の魅力を発信するプレゼンテーションの準備等を行いました。
海外研修では、ブリティッシュコロンビア州バンクーバー市において、市内研修を行いました。また、本市の姉妹都市であるヴァーノン市において、ホストファミリーとのホームステイ交流などを行いました。
プレゼンテーションは、ヴァーノン市のカラマルカ・セカンダリー・スクールで行いました。団員は、事前研修の発表練習の成果を充分に発揮し、登米市の魅力をヴァーノン市の皆さんに伝えることができました。
(左)登米市に所縁のある及川島・佐藤島の前での記念写真、(右)プレゼンテーションの様子
(左)現地の高校生との交流の様子、(右)カーリング体験での記念写真
帰国後には、全3回の事後研修を行い、研修の成果を報告書や壁新聞にまとめました。そして、令和6年12月15日(日曜日)に迫公民館で開催された令和6年度登米市国際まつりにおいて、海外研修の報告発表を行ったほか、会場内に壁新聞を掲示して、海外研修の成果を披露しました。
・ホストファミリーの方々は、優しくて明るくて、多くのことを学ぶことができました。わたしが特に印象に残っているのは、家族でカードゲームやボードゲームを行ったことです。ゲームを一緒楽しむ姿から、家族を含め、周りの人たちとコミュニケーションをとることの大切さを学びました。
・ホストブラザーが習っているアイスホッケーの試合を見に行きました。選手の一人が転んでも、立ち上がった時に周りが拍手をし、相手チームも拍手をして讃えていたのが素敵だなと思いました。ホームステイをとおして、言葉が通じ合わなくても、気持ちは通じ合えることを学びました。
・日本とは全く違う生活様式で、風呂や食事、教育など、見るものすべてが新鮮で印象に残りました。また、ホストファミリーはとても明るく、わたしもそのようなマインドで生活していきたいと考えました。
・英語のリスニング力とコミュニケーション能力が以前よりも格段に上がりました。カナダで、ホストファミリーに積極的に話しかけたこととホストファミリーなどのネイティブスピーカーの人々の話を一生懸命聞こうとしたことが、能力の向上に繋がったと思っています。
・挑戦する勇気、力が身についたと思います。また、馴染みのない考え・文化を受け入れる寛容性が深まったため、視野も広くなったように感じます。積極的に、自分の分からないことを他人に聞く力も身に付きました。
・英語に対する苦手意識が減りました。相手に伝えるためには、文法も大事ですが、何より伝えたいという思いが大切だということを学びました。そして、速い会話に慣れ、英語を聞き取る力も身についたと思います。積極的に物事に取り組むようにしようと考えるようにもなりました。
・日本とカナダの文化の違いや似ているところなど、さまざまな新しい発見をすることができ、以前より海外に興味を持つことができました。将来、海外に関わる仕事をしてみたいと思えるよい機会となりました。今回、学んだことを活かして、登米市の発展に貢献していきたいです。
・今回の派遣事業では、知っている人が一人もおらず、最初は不安に思っていましたが、9月から始まった事前研修、派遣、事後研修のすべてがとても有意義な時間でした。自ら話しかけにいくこと、行動することで、自分が納得できるよりよい体験に変わっていくこということが分かりました。
・多くのものを目にし、たくさんの人と出会い、過ごしていくうちに、気づけばずっと笑顔な8日間の海外派遣になりました。今回の派遣で、多くの発見をし、成長することができました。他国の文化に触れ、違う価値観・違う文化の人と直接コミュニケーションをとることの楽しさをこれからもっと感じていきたいと思うようになりました。これからの未来、もっと広い世界に目を向け、多くの人との関わりを大切にし、自分自身も成長できるような人生を歩み続けたいです。
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