更新日:2024年11月27日
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平成15年11月28日に東北、北海道地区では初めて「小中一貫教育特区」として認定を受け、平成16年度より小中一貫教育に取り組んでいます。
平成18年度には小学校・中学校で1人校長体制となり、その間、旧豊里中学校に校舎を増築し、平成19年度から校舎一体型小中一貫教育校としてスタートしました。平成21年度にすべての移行が完結し、完全実施となります。
豊里の小中一貫教育はエリートを育成するための特殊な学力向上策ではなく、あくまでも基礎学力を向上させることを目的とし、併せて、9年間の異年齢集団での生活を通して社会性を育成することを目的としています。
現在の6・3制が「小4の壁」と言われる10歳前後の急激な脳の発達や、「中1ギャップ」と言われる小学6年から中学1年にかけての認知心理上の急激な変化に対応していないこと、現在の学習指導要領が示す内容が地区の子どもたちの実態に適合していないことなどの理由から、弾力的なカリキュラムの実施や指導法の開発等によって、知力を基盤とした確かな基礎学力の醸成を図っていくことを目指しています。
これからの義務教育のあるべき姿の一つとして皆様にご提案できれば幸いです。
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