担当医
        
           
           
             
                | 医師名 | 診察日 | 
             
                | 大内 憲明 | ― | ※1火曜日 (午前)
 不定期
 | 
             
                | 石巻赤十字 病院医師
 | 毎週月曜日 (午前・午後)
 | ― | 
           
           
         
        ※1 大内医師の診療は不定期となります。ホームページで日程をご確認ください。
        
        
乳腺外科の概要
        
           乳がんが心配になったら?
           当科を受診してください。乳がんというと女性特有の病気だから婦人科が専門では?と思う方もいると思いますが、
「外科」が扱っています。
           
           
 できるだけ早く結果をお伝えします
できるだけ早く結果をお伝えします
        乳がんが心配になって当科を受診された方は、診察前に、まずマンモグラフィ検査(乳房専用のレントゲン撮影機での乳房の撮影)を行って頂きます。当院は
        NPO法人マンモグラフィ検診精度管理中央委員会のマンモグラフィ検診施設画像認定施設に選ばれております。続いて、乳がんに関連する問診票をご記入頂いたあと、専門医が診察いたします。がんを疑う部分が発見された場合、その場で精密検査(穿刺吸引細胞診、コアニードル生検)を行い、1~2週間で結果が出ます。結果がでるまでの不安な時間が少なくなるよう、結果が出しだい、ご連絡を差し上げるようにしております。
           
           
患者さんひとりひとりに合わせた最新の治療を行います
           乳がんの治療は年々新しくなっています。その中で、患者さんひとりひとりに合った治療を、治療効果や副作用、費用までじっくりとご説明しながら行っています。また、日本で新しく承認された抗がん剤もいち早く取り入れ、常に最新の治療を行える体制をとっております。
           
           日本で乳癌にかかる方は年々増加しています。現在、女性のかかるがんのトップになりました。乳がんの発生は20代からみとめられ20代後半から増加し、40代後半から50代の女性にいちばん乳がんが発見されています。
           
           乳がんを早く発見するためにもマンモグラフィや超音波をつかった乳がん画像検診を受診されることをお勧めします。20歳代でも気になる症状がある場合には、専門の医療機関で検査をすることが必要です。不安を抱えるよりもしっかり検査をして安心されることをお勧めします。
           
           乳がんが一番かかりやすい癌だからといって、怖がる必要はありません。乳がんはかかりやすいけれど早期に発見できれば死にいたらない癌でもあるのです。
           
           外来に来られる患者さんから、よく着替えや入浴時の際に偶然手にしこりが触れたので検査に来ましたなどという声をよく聞きます。しこりは偶然手に触れて発見することが多いようです。
           
           乳房に腫瘤(しこり)があると、乳がんかもしれない心配される方も多いようですが、乳房にできるしこりの大部分は良性(がんではない)のものです。良性の乳腺症や乳腺線維腺腫というものでも腫瘤(しこり)を認めます。やはり、しこりを触ったからといって怖がったり、そのまま放置したりせずに、かならず専 門医のもとで検査を受けることが必要です。
           
           私たちはその腫瘤(しこり)が、がんなのか、がんではないのかを確かめるために、マンモグラフィや超音波検査などを行い確認をします。とくに腫瘤(しこ り)を診断するうえで有用な検査は、超音波検査です。超音波検査は触るだけでは決して発見できないような5mm以下の非常に小さなしこりでも発見可能なこ とがあります。
           
           しこりを発見した際に、いちばん大事なことは乳腺専門の医療機関できちんとした検査を受けたうえで、がんなのかがんではないのかを調べることです。
           
           心配を抱えて不安な時間を過ごすよりも、しっかり検査を行い安心しましょう。
        
 
      
        乳腺外科を初めて受診されるときの流れ
        
            1.外来医師担当表 をご確認の上、受付時間内の受付をお願いします。
           1.外来医師担当表 をご確認の上、受付時間内の受付をお願いします。
           2.外科外来で乳腺専門外来の問診票を書いていただきます。
           3.必要な場合、マンモグラフィを撮影します。 (マンモグラフィとは乳房をはさんでとるレントゲン検査です。すこし痛いですが、しっかり圧迫して撮影したほうが、こまかい異常をみつけられますので、少しの間がまんしてください。)
            
ただし、心臓の手術をしてペースメーカーを入れている方、または頭の手術をしてシャントが入っている方はマンモグラフィの撮影はできませんので事前にお申し出下さい。
           4.受付順に診察します。まず視触診を行い、次に超音波検査を行います。
            ○乳房の皮膚にゼリーを塗って、機械を皮膚の上に当てて、皮膚の奥にある乳腺組織を観察します。痛くありません。
           5.しこりがある場合、
穿刺吸引細胞診または
針生検などの精密検査を行うことがあります。
            ○穿刺吸引細胞診:注射針をしこりに刺して、細胞をとる検査です。
            ○針生検:局所麻酔をして、しこりに1mm程度の針を数回刺して、組織をとる検査です。
           6.精密検査をした場合は、結果が1~2週間程度で出ますので、結果が出次第、外来に来て頂き、結果をご説明します。精密検査をしなかった場合、すこし異常があるときは、数ヶ月後に外来を受診して頂きます。まったく異常が無かった場合は、市町村の乳がん検診を受診して頂きますが、ご希望があれば当院で年に1回検査を行うことも可能です。