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パリのニュース

・2010.6.27 - 2010.9.26
Exposition Marino di Teana 展、Musee des Beaux - Arts a ville de Cambrai で開催

マリノ ディ・テアナ 展が、北フランスのカンブレ市立美術館で開催されています。


この展覧会は、野外立体造形(モニュメント)現代作家として活躍 している90歳になるマリノ氏の回顧展です。

会場のカンブレ美術館は、幾何学構成作品、Art Concret , Art Construit , Art Geometrique (アート・コンクレやアート・コンストゥルイ、 アート・ジィオメトリック)の傾向の作品を中心にしたコレクションで、高い評価を得ている美術館です。

 Satoru Sato Art Museum には、マリノ氏から、サトル・サトウ氏をイメージした立体作品と銅版画、2点が寄贈されています。

 

Exposition Marino di Teana


・2010.6.8 - 2010.7.24
Cinetique Optique Numerique ( 14 Propositions ) 展、Galerie Lavignes Bastille で開催


バステイーユ広場から徒歩で5-6分、シャロン通 りにある Galerie Lavignes Bastille での展覧会のタイトルは、シネテイック・オプテイック・ニュメリック展。
各壁に1名ずつ、作家の作品が数点ずつ展示されて、それぞれの壁がまとまりの在るイメージで、広い空間には心地良い制空圏を演出させています。
14名の作家の中には、Satoru Sato Art Museum に寄贈して下さっている、Arden-Quin, Cruz-Diez, Nem's, Ugarte, Zanotti 氏の5名の作家も参加 しています。


Cinetique Optique Numerique
 


・2010.5.11 - 2010.6.10
karin radoy & daniel de spirt の二人展、galerie gimpel & mullerで開催


galerie gimpel & muller は、セーヌ川や国立美術学校にも近い、画廊街の一角、ジェネゴー通りにあります。
壁面には karin radoy 女史の peintures - volumes の作品、
床には daniel de spirt 氏の sculptures の作品が展示されています。


karin radoy & daniel de spirt の二人展、galerie gimpel & mullerで開催
 


・2010.4.27 - 2010.5.29
Guy de Rougemont 個展、Galerie du Passage で開催

ギー・デウ・ロジュモン氏の個展(タイトル: Serpentines 2000-2010)が、ル―ブル美術館や パレ・ル・ロワイヤルと同じ1区、パッサ―ジ 20 / 26 Galerie Vero-Dodat に在る ギャラリー・ デウ・パッサージで開催されています。
 


Guy de Rougemont
 
Guy de Rougemont 2010


・2010.4.13 - 2010.4.17
Renate Kasper / Joan Pala 二人展、Galerie Olivier ealites Nouvelles で開催


カスペー女史とパラ氏の2人展が、セーヌ通りのギャラリー・オリヴィエ・ヌヴレで開催されました。
パラ氏のオブジェの作品は、Satoru Sato Art Museum に寄贈さ れています。


Collages et sculptures de Joan Pala
 


・2010.4.6 - 2010.5.29
UGARTE / ZANOTTI 二人展、La Galerie Lavignes Bastilleで開催


ウガルテ氏とザノッテイ氏 の二人展が、バステイーユ地区のギャラリー・ラヴィニュ・バステイーユで開催されました。

共にキャンバスにアクリル絵具で描く幾何学構成抽象絵画です。

原色と特に暖色を使い情熱を感じさせるウガルテ氏の作品は、厚みのあるキャンバスで、更にレリー フ状に、且つ、変形されています。

他方、ザノッテイの作品はキャンバスに視覚芸術と言える幾何学構成抽象絵画空間は、より繊細で、円の線と直線が交差する様な微かな動きを冷静に表現しています。

 

UGARTE / ZANOTTI 二人展、La Galerie Lavignes Bastilleで開催


・2010.4.3
Realites Nouvelles 2010
オープン

パリの招待サロン、レアリテイー・ヌーヴェルがオープンしました。
各国から400名の現代美術作家が招待され、4月3日にヴェル二サージュ、4日から11日まで
Parc Floral de Paris で開催されています。


Realites Nouvelles 2010
 
     

Realites Nouvelles 2010
 


・2010.3.20
Peter Stampfli 氏の財団法人 La Fundacio Stampfli 美術館がオープン

ポップ・アート系の作家と言うより、タイヤの作家と言えば、スイス人の画家のピター・スタンフリの事。
絵画と彫刻を制作、パリのジュドウポンム美術館での個展や、ポンピードー美術館での個展を覚えている方も多いと思います。今回、スペインのバルセロナの街から30キロ南下した所に在る地中海に面した小奇麗な街 Sitges と言う町に、彼の美術館がオープンしました。
3月20日に開催されたオープニング・ セレモニーには、作品を寄贈した彼の友人仲間達55名の作家の全作品が展示され、 パリから40名の作家や画廊、 コレクター、美術評論家、報道関係者も出席し、華々しくオープンされました。
 


Fundacio Stampfli
 

Fundacio Stampfli
 


・2010.3.7 - 2010.9.19
Mark Brusse 個展、
LAAC(Lieu d'Art Action contemporaine de Dunkerque)で開催


マーク・ブルス氏の個展が北フランス、ダンケルク市立美術館で開催さ れています。
この美術館は LAA-Jardin de sculptures として野外彫刻作品も 設置されて居る美術館です。

彼の個展のサブ・タイトルは
Heureusement l'art n'est pas raisonnable
と付けられて います。
日本語に訳すとすれば、
「幸いな事に芸術は的=道理= 理性を得てない」
とでも、訳せるのでしょうか!

9月19日までの6ヶ月間の長期による 展覧会です。

 

Mark Brusse 個展

・2010.3.16 - 2010.4.10
Rene Guiffrey  個展、Galerie Gimpel & Muller で開催

ルネ・ギフレ氏の個展がパリ6区の画廊街地区で オープンしました。
透明性を活かし3重4重と貼り重ねたガラスは、単純かつ明解なミニマル的で構成的な作品です。
それは 静的でより緊張感を生み出し、哲学を漂わせています。

 


Rene Guiffrey

 

Rene Guiffrey  個展、Galerie Gimpel & Muller で開催


・2010.3.14 - 2010.6.13
Couleur et geometrie ( Actualite de l'art construit europeen ) 展、
Orangerie des Musees de Sens で開催

パリから南東に約100キロ離れたブルゴーニュ地方の北玄関と言われる町が Sens の街です。
そのサンス市立オランジュリー美術館で、色と幾何学(ヨーロッパ・アート・コンステウルイの現状)展が開催されています。
この ヨーロッパにおけるCouleur et geometrie 展は、51名の作家が参加しており、とくにドイツ、フランスを中心にヨーロッパで活躍している作家達を選んだ展覧会です。

図録は163ページ、元・パリ第八大学教授で、美術評論家のFrank POPPER 氏を中心としたテキストです。

サンスの展覧会は、6月13日で終了、その後ドイツの美術館に巡回さ れるという、ヨーロッパ幾何学構成絵画&オブジェ の注目されるべき展覧会です。

 

Couleur et geometrie展


・2010.3.13 - 2010.5.7
HERRERA 新作個展、ESPACE MEYER ZAFRA で開催

オクタヴィオ・エレラ氏の新作展が、マレー地区で開催されています。
ヴェネズエラ出身の作家、パリ滞在は30年になります。
幾何学構成絵画の世界に早くから入り込んで活動し、一時、Madi のグループで積極的に発表していた時期も在り、フランスとヴェネズエラを中心にヨーロッパとアメリカで発表しています。
彼の作品は反立体、レリーフが中心で、立体作品も制作、四角のキャンヴァスから飛び出した矩型の造形を中心に南米の温かさを幾何学構成作品の鋭さの中に表現しています。
 

 

HERRERA 新作個展、ESPACE MEYER ZAFRA で開催


・2010.2.16 - 2010.3.13
Ivan Contreras-Brunet 個展、Galerie Gimpel & Muller で開催

イヴァン・コントレラス・ブルネ氏による reliefs mobiles と言うタイトルの個展が、パリ6区の画廊街で開催されています。彼の作品はレリーフ・モービルと言われる様に、金網を用いた作品で微風で微かに動く様に眼の錯覚を誘い出すシネテイック・アート(キネテイック・アート)です。早くから(38年前にヴェニス・ヴィエンナーレ等で)作品を発表している著名な作家であり、日本では銀座のモリス・ギャラリー等でも個展を開催しています。

 
Ivan Contreras-Brunet 個展
 

・2010.1.14 - 2010.3.6
BOLIVAR 個展、ESPACE  MEYER ZAFRA で開催

ヴォリヴァー氏は、南米のウルグアイ出身でパリに47年間滞在。
1983年から Le Mouvement MADI International の世話人で、Madi のグループで も重要な画家です。
多くの国々で作品を発表している画家であり、立体作家でもあります。
正方形や長方形といったキャンバスの形からはみ出した形と言った方が正確のマデイの理論を追求し、此れ迄、平面に近い矩型や丸形の組み合った作品が中心でした(オブジェ や立体作品は別です)が、最新作は以前の平面と異なり画面がレリーフ状に曲面されて直線と曲線の交差する柔らかい空間が、より温かいウルグアイの素朴な色と調和して、和やかな緊張感が造り出されています。
南米作家アルデンキンやトーレス・ガルシアの影響を受けていた昔の作品とは異なり、立体的な新しい世界が構築されています。Satoru Sato Art Museum にも彼の作品はコレクションされています。

 
BOLIVAR
 


・2010.1.14 - 2010.3.6
Jean-francois Dubreuil 個展、Galerie Lahumiere で開催

ジャン・フランスワー・ドウブルイユ氏の個展が、パリ3区、ピカソ美術館の近く、ギャラリー・ラウミエールで開催されています。いろいろな新聞の記事の構成を基本にして、彼の作品の画面構成が為され、そこに色が配色されて行くと言うプロセスで長く制作している彼の作品の近作展です。
フランス人現代作家。Satoru Sato Art Museum には一点コレクションされています。

 
Jean-francois Dubreuil 夫妻

 


Jean-francois Dubreuil の作品