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パリのニュース

・2009.12.03 - 2010.1.30
Perez-Flores 個展、Galerie Denise Rene・Espace Marais で開催

ペレズ・フロレス氏の個展が、パリの3区に在るギャラリー・ドゥニーズ・ルネで開催されています。
動く作品(電動)と観る位置を変えると微かに作品が変化する繊細なレリーフ状のキネテック・アート(シネテック・アート)の作品が展示されています。
作家はヴェネズエラ出身でパリ在住の現代作家、Satoru Sato Art Museum には一点コレクションされています。

 
Dario Perez-Flores 個展、Galerie Denis Rene・Espace Marais で開催

 



・2009.11.26 - 2010.2.19
L'esthetique constructiviste de 1951 a 1970展、Galerie Drouart  で開催

「1951年から1970年迄の構成主義の美学展」が、パリの Galerie Drouart で開催されています。
出品作家はArden-Quin , Breuer , Boto , Bozzolini , Cahn , Cairoli , Di Teana , Dewasne , Domel など、
著名な作家24名の作品が展示されています。

 
L'esthetique constructiviste de 1951 a 1970展

 

Exposition du 26 Novembre 2009 au 19 Fevrier 2010


・2009.11.18 - 2010.2.17
CRUZ-DIEZ(探究の50年)展、Galerie Lavignes bastille で開催

カルロス・クルズ=ディエズの作品展が、 バスティーユ広場に近いギャラリー・ラヴィンニュ・バスティーユで開催されています。クルズ=ディエズ氏はヴェネズエラ出身でキネティック・アートの代表的作家。
Satoru Sato Art Museum では、彼の作品2点をコレクションしています。
11月17日に オープニング・パーテイー(Vernissage) が開かれ、個展は11月18日より来年の2月17日迄開催されます。 

CRUZ-DIEZ (探究の50年)展  

CRUZ-DIEZ (探究の50年)展

 

左からペレズ・フロレス、クルズ・デイエズ、コントレラス、サトル


2009.10.14 - 2010.3.8
SOULAGES の大回顧展 、Paris の Centre Pompidou で開催

フランス人画家 ピエール・スーラージュ(1919年-)の大回顧展が、Paris の ポンピドゥー・センターで開催されており、104点の作品が大会場に展示されています。
太 い筆で無意識に爆発的に線を描く独自の抽象画は、アンフォルメル(形の無い絵画)と呼ばれています。
スーラージュは、戦前のクールな幾何学構成的抽象に対して叙情的な心象的な抽象(Abstraction lyrique)とも言われる傾向の絵画で代表的な作家です。
回顧展の期間は、10月14日から来年の3月8日迄。

Pierre Soulages

Pierre Soulages

1919年12月24日、Rodez(Aveyron) 生まれ。

少年時代は、先史時代の遺跡やロマネスク美術に親しむ。

 
1938年、パリでセザンヌやピカソの作品に刺激を受け、美術学校を受験し合格したが入学せずに帰省。

兵役後、モンペリエ・ポーザールに学ぶ。

1943年、ドイツ占領下で、モンドリアンやカンディンスキーの作品に関する記事を読み、ソニア ドローネーと出会う。

1949年、初個展を皮切りにミュンヘン、ニューヨーク、コペンハーゲン等で個展を開く。

滑らかさや緊張感、量感を併せ持つブラッシュストロークと、黒を中心とした深く輝く色彩による独自の世界を確立し、50年代には世界中で活躍する作家となった。


日本の前衛書道にも近い黒の世界を作り出している作品は、
墨一色の絵の中に美の世界を生み出している。

 



2009.9.17 - 2009.10.20
made & friedhelm tschentscher の2人展 、Paris の galerie gimpel & muller で開催

Satoru Sato Art Museum に寄贈して頂いているフランス人とドイツ人の2人展が、10月20日迄、開催されています。
会期時間は午後2時より19時30分迄、毎週火曜日から土曜日迄です

made & friedhelm tschentscher の2人展
made & friedhelm tschentscher の2人展


2009. 3.18 - 2009.7.20
Alexander Calder 展 Les Annees Parisiennes (1926-1933)
アメリカ人作家、アレクサンダー・カルダーの展覧会(パリ時代の作品が中心)が、パリの Centre Pompidou で開催されています。 カルダーの作品と言えば大きい作品、鉄で出来たモビールの野外彫刻と言うイメージですが、第一次世界大戦後のパリ滞在中(1926-1931年)に作られたミニチュワーのCirque (サーカス) 作品はユニークで圧巻です。 

カルダーの図録
カルダーの図録

「サーカス」



2009. 5.23 - 2009.9.27
Otto Freundlich 回顧展、Musee de Pontoise で開催

オット・フロイトリッシ(Otto Freundlich)氏の展覧会が、パリ郊外のポントワーズ美術館で開催されています。
彼の油画、 パステル、彫刻、モザイク、ステンドガラス、版 画、デッサンが会場一杯 に展示され、見応えの
ある回顧展です。
 Satoru Sato Art Museum では、彼の版画を収蔵 しております。  




2009. 4.8 - 2009.8.10
カンデインスキー(大回顧展)展

Paris の Centre Pompidu では現在 Kandinsky の大きな回顧展 ( '09/4/8 ~ '09/8/10 )が 開催されています。
カンデインスキーは言わずと知 れた抽象絵画の父と言われる画家。 モスクワ大学で法律と経済を学び、30歳にして画家になる為、ミューヘン(ドイツ)に留学、その後画家として、ロシア、スイス、ドイ ツ、フランスを中心に活躍、
Bauhaus の教授としても大きな影響を与えた方です。晩年はフランス国籍を取り、パリ郊外のニューイイー(Neuilly-Sur-Seine)に住んでいまし た。

 この展覧会は昨年 ( '08/10/25~'09/2/28 ) ミューヘンの美術館 ( Stadtische Galerie im Lenbachhaus )で開催され、今回のパリ展、後は ( '09/9/18~'10/1/11) ニューヨークの美術館 ( Solomon R.Guggenheim Museum )で 開催される予定の大規模な展覧会(3カ 所の美術館による共同企画展)で、1984年にCentre Pompiduで開催されたKandinsky 展を遥かに凌ぐ素晴らしい展覧会です。
彼がミューヘンで学んだ後の作品1903~04年の作品から1907年パリに旅した時代、1908~1914年迄のミューヘン時代、1916~1921年のモスクワ時代、1922~1933年のバウハウス時代、晩年の1934年から1944年迄のパリ時代と年代に分けられ、93点の作品が展示されています。又、カンデインスキー財団法人のコレクションから Josef Albers , Herbert Bayer , Lyonel Feininger , Paul Klee , Laszlo Moholy-Nagy 等の作品も展示されています。
 

カンデインスキー フランス語版カタログ


カンデインスキーはモスクワ生まれのモスクワ育ち。

ロシア風景、ロシア民話を肌で感 じながら育ち、ヨーロッ

パ文化の影響を受けながら彼独自の絵画を構築し、大き

な影響を与えて今日でもその素晴らしさは衰える事無く、

時代を超えて多くの鑑賞者を魅了している画家です。      
 

 





 



2009. 4.18
Henri Prosi の個展

友人のHenri Prosi の個展がパリの Galerie Lahumiere で4月18日からオープン、vernissage(オープニング)には多
くの仲間やコレクター達も駆けつけ、ギャラリーは華やかに賑わっていました。
作品は1970年から2009年迄の39年間の作品から選ばれた25点の展示作品で、1階と2階のギャラリー空間に見事に展示されています。
写真は左がH.Prosi で右の眼鏡をかけている方が画廊主の A.Lahumiere 女史です。

Henri Prosi 氏 と 画廊主のA.Lahumiere女史
HenriProsi 氏

2009. 4.11
Realites Nouvelles 2009  オープン
パリの招待サロン、絵画・彫刻・紙の作品(銅版画、版画、写真、デッサン)の招待作家368名が参加されているレアリテイー・ヌーヴェルが4月11日にオープン致しました。
会期は4月19日迄、 抽象系作品(抽象表現主義的作品と幾何学構成的作品)のみの招待展として、又、歴史的には戦前の Cercle et Carre 展や Abustraction Creation 展の流れを持ち 幾何学構成絵画の砦としても歴史的な流れを持つサロンでもあります。招待者はフランス国内に限らず、ドイツ、イタリア、イギリス、オラ ンダ、ベルギー、スイス、ハンガリーから、そして日本からも参加されている国際的なサロンです。
今回の招待者の内、29名の参加作家から Satoru Sato Art Museum に作品を寄贈して頂いております。

 

     
 

 

 

2009. 3.24
Bolivar 氏 の個展

Bolivar 氏の個展がパリの Galerie Olivier Nouvellet で、3月24日からオープン致しました。
今回は小品の作品中心、20年間の作品から厳選して近作迄、展示しています。
写真は個展会場にて、右から、Prosi、Bolivar、Bezie 氏、皆さん若い、元気な70代後半の画家達です。
 

Bezie , Bolivar , Prosi


 



2009. 3.14
Yves Popet 氏 と Sigurd Romza 氏の2人展
パリの Galerie Lahumiere にて、 Yves Popet 氏 と Sigurd Romza 氏の2人展が 3月14日からオープン致しました。
正面右の3点がRomza 氏の 作品、左の正方形2点がPopet 氏の作品です。
 

Yves Popet 氏 と Sigurd Romza 氏の2人展


 



パリの月刊美術誌に Satoru Sato Art Museum が紹介されました。
パリの月刊美術誌、UNIVERS DES ARTS (ユニヴェール・デザール誌)の2月号に、視点の欄 を取材しているパトリック・ジル・ペルサン氏(美術評論家、元・パリの招待サロ ン「今日の巨匠と青年展」会長)による Satoru Sato Art Museum を紹介する記事が掲載されました。
(フランスの美術雑誌に日本のミュージアムが紹介される事は珍しい事です)
 アート・コンクレ、幾何学構成絵画の作品のみのコレクションのミュージアムは日本では初めて、例としてフランスとドイツのミュージアムの名前が記されていましたが、世界的にも数が少なく、普段なかなか観れない作品が収蔵、展示されている特徴あるミュージアム(143名の外国作家作品、サトルの350点の作品の収蔵)と紹介されています。特に彼が収蔵作品の中から推薦する15名の世界的な作家の名前を載せていました。

UNIVERS DES ARTSでの紹介記事
記事を大きく見る(PDF) >>

UNIVERS  DES  ARTS 2月号 表紙
 
UNIVERS DES ARTS
 

 

日本では知られてない紹介されてない作家でも、フランスや世界で知られている作家の作品をコレクションしているミュージアムに、是非、足を運んで頂きたいモノです。
 



2009. 1.28
Jaildo Marinho氏 の個展
ピカソ美術館の近くに在る Galerie NMarino にて寄贈作家の一 人、Jaildo Marinho氏 の個展(絵画と彫刻)が、
1月28日オープン、18時からのオープ ニング・パーテ イーには大勢の方々が集まりました。

Jaildo Marinho氏 の個展

 



2009. 1.23
Walter Strack 展
Strack 展が、1月20日からオープン、22日がオープニン グ・パテイーでした。 Strack 氏も寄贈してくれた仲間です。個展会場は espace meverzafra 、この画廊は 幾何学構成絵画、視覚芸術を扱う画廊です。

Walter Strack 展

 


 

2009. 1.20
Galerie Olivire Nouvellet にて4人展
Baudry / Charasse / Saint-Cricq / Satoru
パリの画廊街、19, Rue de Seine に在る小さな画廊で、4人展が1月20日、オバマ米国大統領就任式と同じ日にオープンしました。

Galerie Olivire Nouvellet にて4人展


 



 

・2009.1.17
11人の Permanence de l'art construit 展がオー プン
ヨーロッパの幾何学構成絵画、アート・コンクレを 中心に発表している数少ないパリ の Galerie Lahumiere での今年最初の展覧会、Permanence de l'art construit 展が、 1月17日からオープンしました。 このグループ展に出品された作家の中に、Satoru Sato Art Museum に作品を寄贈して下さった作家も出品して居ります。
Bezie, Dubreuil, Popet, Prosi, Stempfelの友人達 です。又、このギャラリーのオナーの Lahumiere 夫妻 からDewasne , Vasarely の版画 も寄贈させて頂きました。


 

 


2009. 1.13
Satoru Saro Art Museum にご自分の作品とご主人の故 Mahlmann氏の作品を寄贈して下さったドイツに在住の Piper 女史(92才)の作品がパリで鑑賞できます。
 

Gudrun Piper

1月13日より、パリの Galerie Gimpel & Muller で Norman Dilworth 氏との二人展に参加、限りなく静的な美を求めた幾何学構成絵画の作品が 展示されています。