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更新日:2023年3月16日

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【第14回】小学5年生部門審査員特別賞

佐沼小学校/Infini-無限-グループ「栄養たっぷり!パプリカ新聞」

未来新聞-14

農業の現状

農業の現状について調べました。登米市は、市のほぼ中央を迫川、東側を雄大な北上川が流れ、肥沃な登米耕土を形成しています。登米市の農業産出額は317億円にのぼり、東北を代表する食料供給地帯になっています。

登米市は、平坦な穀倉地帯で古くから米作りが盛んに行われており、米作りの副産物である稲わらやもみ殻を畜産に活用する耕畜連携の生産地です。

パプリカの栄養

パプリカの栄養について調べました。パプリカには食物繊維、鉄分、ビタミンA、ビタミンBなどが豊富に含まれており、カロリーが低いため体に良いと言われています。また、ピーマンの約2倍のビタミンCや約3倍のカロテンがあるとされ、栄養満点と言えます。パプリカの色によっても栄養が異なります。例えば、黄パプリカはビタミンCやカロテンが豊富に含まれています。赤パプリカは、カプサイシンという唐辛子にも入っている栄養素が含まれていて、脂肪燃焼に効果があるとされています。パプリカは料理にもよく使われています。栄養満点のパプリカは、多く料理にも取り入れられ、料理を彩りよくしてくれます。わたし達が食べている給食にもよく使われています。パプリカは植物学的には唐辛子と同じ仲間でピーマンに比べてサイズが大きく、肉厚で甘みがある大型種なのが特徴です。

宮城美味しいパプリカ生産

日本のパプリカの生産量1位は宮城県です。その生産量は1441tで、全国シェアは22.5%、作付面積は2位で10haです。県内の主な生産地は栗原市、山元町、登米市、石巻市等となっています。そこでわたし達は、パプリカの生産について学ぶため、ILOVEファーム登米の代表取締役社長白鳥様をお招きして、お話を伺いました。約2000坪の敷地でパプリカを生産しています。パプリカは、夏場に出回る量が少なくなりますが、冷涼な登米市の気候は、夏に甘みのある美味しいパプリカを作るのに最適なため、この地で生産をしています。空調管理、温度調節などは最新のコンピューターで制御されており、国内パプリカ生産工場としては最大規模です。収穫時期は6月から12月ころまでで、週に3回、ひと月に6000個近くを収穫しています。

未来新聞-14

パプリカのレシピ

パプリカが苦手な人が思ったよりも多く、もっとたくさんの人にパプリカを食べてもらいたいと思いパプリカ料理について調べました。

  • パプリカ塩昆布和え

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〈材料〉
・パプリカ
・塩昆布
・白ごま
 

~作り方~

  1. レンジで柔らかくしたパプリカに塩昆布、白ごまを和える
  2. 皿に盛りつけ完成
  • パプリカのグラタン

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〈材料〉
・パプリカ(2個)
・ベーコン(50g)
・玉ねぎ、ナス(2分の1本)
・牛乳(25cc)
・バター(30g)
・薄力粉(30g)
・コンソメ(小さじ1)

・塩コショウ(適量)

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~作り方~
    1. パプリカを横半分に切って中の種を取ります
    2. 玉ねぎ、ナス、ベーコンを5mmくらいの薄切りにして炒める
    3. 炒めた野菜は適当な皿に移しておく
    4. 野菜を炒めたフライパンに牛乳、バター、薄力粉をすべて入れ、弱火にかけ泡だて器でひたすら混ぜる
    5. とろみが出てきたら即席ホワイトソースの完成
    6. チーズをたっぷり載せて乗せてトースターで15分から20分焼く

編集後記

この学習を通してパプリカを中心に登米市の食についてたくさんのことを学ぶことができました。宮城県がパプリカの生産全国1位であるということを知り、とても驚きました。そして、そのパプリカの生産を登米市でも行っていることを初めて知りました。ILOVEファーム登米の方のお話の中からパプリカの栄養や、産地、美味しいパプリカの見分け方など多くのことを学びました。これまで、パプリカにこんな興味をもって調べる機会がなかったので、新聞にまとめることで大きな学びを得ることもできました。毎日当たり前に食べている給食にも、登米市産のパプリカが使われているということも知り、生産者の方々の想いについても知ることができました。パプリカの美味しさや魅力をもっと広めていくためにも、まず自分達がパプリカを食べ消費することが大切だと感じました。生産者の方々の想いを知ってパプリカを使った料理に挑戦してみたいと思います。

 

お問い合わせ

登米市まちづくり推進部市民協働課

〒987-0511 登米市迫町佐沼字中江二丁目6番地1

電話番号:0220-22-2173

ファクス番号:0220-22-9164

メールアドレス:shiminkyodo@city.tome.miyagi.jp

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