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更新日:2023年3月16日

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【第14回】小学5年生部門優秀賞2

佐沼小学校/スマイル☆グループ「未来農業新聞」

未来新聞-14

登米市の農業について調べました

登米市農業

現在登米市の産出額は、317億円(平成26年度、市独自集計)にのぼり東北を代表する食料供給地帯となっています。園芸においては、キャベツ、キュウリが国の指定地の指定を受けているほか、ニラ、ナス、ニンニクなど県内有数の産地として知られています。平垣穀倉地帯で古くから米作りの副産物である稲わらやもみ殻を畜産に活用する耕畜連携先進地でもあります。仙台牛の約4割が登米地域の牛です。養豚も盛んで県内一の産出額を誇ります。わたし達は、南方水稲部会の大久保さんにお話しを伺うことができました。登米市は沼や川が多く、お米を作る条件がそろっています。また畜産業も盛んなため、藁を牛に食べさせ、糞から肥料を作って田んぼに撒き、栄養を与えています。有機たい肥農業を行っています。また、環境保全米作りの一年についても聞くことができました。

・温湯消毒:もみ(種)をお湯に入れる

・プール育苗:ハウスの中のプールで苗を育てる

・田植え:機械化が進み乗用の田植えで苗を育てる

・追肥:ドローンを活用し効率的に追肥をする

・魚道:水路を使って魚道を作る

・稲刈り:コンバインで稲を収穫する

・渡り鳥が約4000km離れたロシアからやってくる(209種類)

一粒の種もみから約1000粒のお米ができるということを知ることができました。

登米市の和牛は質が高い

登米市の和牛

現在の登米市の畜産は、養豚が盛んです。登米市の養豚は県内一を誇ります。そして、宮城県代表の牛肉としても言える仙台牛の約4割は登米市の牛肉です。産出額は、全国で8位、本州では1位になりました。登米市の畜産と農業は深く関わりがあります。登米市は、農業で育てたお米からとれる稲わらやもみ殻に加えて黒糖、もち米、飼料米や粉末状の炭を混ぜて与えるなど、より質の高い肉提供のため生産者は日々努力しています。

登米市の和牛は、仙台牛の4割くらいになると言われています。本州では、かなりの差で1位になり、全国でも現在より順位が上がっていくと思います。登米市は国内だけでなく、全国に和牛の産地と知られていくでしょう。もっともっと餌や飼育する所が発展していくでしょう。

未来新聞-14未来新聞-14

環境保全農業王国を目指して

登米市は、環境保全米の米どころとして全国でも有数の産地として成長してきました。平成10年ころから国で定める環境に優しい米作りに挑戦し、アイガモ農法などにも取り組んできました。わたし達がお話を伺った南方水稲部会様もその一つです。市はさまざまな環境保全型農業に関する賞をたくさん受賞してきました。登米市では、環境保全型農業をさらにレベルアップさせるため、平成27年に「登米市環境保全型農業推進方針」を立て、取り組んできました。これからも環境に優しい農業がますます広がってほしいと思いました。

登米市の美味しいお米

登米市のお米

登米市は平坦な穀倉地帯で古くから米作りが盛んに行われてきました。そのため、県内一の生産量を誇ります。そして、平成10年から国で定める環境に優しい米作りに挑戦し、アイガモ農法などに取り組んできました。また、平成13年から化学肥料や化学農薬を半分に減らす「環境保全米」の栽培面積が増加し、平成19年には水田の76%が「環境保全米」となっています。これからのお米作りは水田の80%が「環境保全米」となっていくでしょう。

編集後記

わたし達は、いろいろな方々からお話を伺いました。この新聞作りを通して、改めて登米市の素晴らしさに気づくことができました。そしてさらに登米市が好きになりました。これからも登米市の食材を消費することで農業や畜産業を支えていきたいと思います。魅力ある登米市を応援していきたいと思います。

お問い合わせ

登米市まちづくり推進部市民協働課

〒987-0511 登米市迫町佐沼字中江二丁目6番地1

電話番号:0220-22-2173

ファクス番号:0220-22-9164

メールアドレス:shiminkyodo@city.tome.miyagi.jp

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