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更新日:2021年8月1日

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よめごささげ他豆類8種

生産地登米市豊里町二ツ屋地区

由来

よめごささげ1豊里の二ツ屋地区で9種類の豆類を自家採種で作付している方とお会いすることができました。生産者の佐藤次子さんは、よめごささげ、親子ささげ、白ささげ、しもふりささげ、たまくらささげ、ひしまめ、金時ささげ、こうじいらず、土用ささげを作付しており、それぞれの用途に見合った調理をしています。

これらの種は、約50年前に分家する際に実家から分けてもらったもので、それ以前からこの地区で生産されていたものと思われます。

佐藤さんは畑仕事を引退され、現在は合同会社「木漏れ日農園」の鎌田大地さんが引き続き栽培されています。

特徴

よめごささげ2

作物名 食べ方
よめごささげ けの汁に入れる
親子ささげ 茶色 煮豆、から揚げ
白ささげ 味噌汁にいれる、ゆでてマヨネーズ
しもふりささげ 煮つけ
たまくらささげ 茶色(縞模様) 味噌汁にいれる
ひしまめ 正月の黒豆、みそ
金時ささげ あんこ
こうじいらず 緑色 みそ、ずんだ、てんぷら
土用あずき 小豆色 あんこ、赤飯

栽培方法

露地で栽培します。それぞれの品種によって播種・収穫時期が異なりますが、5月~6月の間に播種を行い、早いものは7月、遅くとも10月頃までに収穫します。

作物名 播種時期 収穫時期
よめごささげ 5月 8月末
親子ささげ 5月 お盆ころ
白ささげ 5月~6月 8月末~10月
しもふりささげ 6月はじめ 10月末
たまくらささげ 6月 8月末~10月
ひしまめ 5月 8月末
金時ささげ 5~6月 7月
こうじいらず 5~6月 8月末~10月
土用あずき 6月末 10月

主な活用・料理方法

よめごささげ3それぞれの品種の特徴にあわせた調理を行っています。

また、二ツ屋地区では、小正月に二ツ屋地区の先祖のルーツである南部藩の郷土料理「けの汁」を作ります。二ツ屋地区は天保の飢饉の際に南部藩から移住した集落と言われており、当時の苦労を忘れないため、正月16日に「けの汁」を墓前にお供えしています。この「けの汁」は野菜や山菜など13種類もの食材を煮込んだ料理で、よめごささげが欠かせない食材となっています。

 

お問い合わせ

登米市産業経済部観光物産戦略課

〒987-0602 登米市中田町上沼字西桜場18番地 

電話番号:0220-34-2759

ファクス番号:0220-34-2802

メールアドレス:kankobussan@city.tome.miyagi.jp

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