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更新日:2024年5月29日
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生産地登米市石越町新道地区
令和元年度に調査した際、平成26年度から作付しておらず種が途絶えてしまったことがわかりました。
長下田うりの調査(平成25年9月4日)で「いしこし大好き」を訪問した際に、たまたま来店されていた門脇規夫さんから”かき菜”を地種で栽培していることを教えてもらうことができました。門脇さんは20年以上前に近所の方から種を譲ってもらい作り始めたようです。
掻いて摘むので「かき菜」と呼んでいるそうです。苦味のある味が特徴です。市販されている種で似ている葉物はあるようですが、見た目、味とも同じものはないようです。
門脇さんは約20aの畑で多品目を作付しており、そのうちかき菜を4坪程度の面積に作付しています。9月20日ころに種を播き、4月~5月の半ばころに収穫します。1つの株から20回ほど収穫することができます。
門脇さんのお宅では、収穫したものは炒め物などにはせず、すべておひたしにして食べていたようです。かつては石越の直売所にも少量ですが出荷していました。
近所のおばあさんから種を譲ってもらい、それ以来なんとなく作り続けてきました。以前は直売所に出荷していましたが、新しい品種から売れていき、このかき菜はだんだん売れなくなってしまったのが残念です。
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