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更新日:2021年8月1日

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荒町菜

生産地登米市登米町荒町地区

由来

あらまちな1登米町の荒町という集落でのみ栽培されている「荒町菜」。生産者のお一人、佐藤政孝さんが戦後間もなく荒町に引っ越してきた際に、近所の方から種を分けていただいた、とのことなので、少なくとも70年以上前からつくられていることになります。多い時では10軒で栽培していたようですが、平成30年度に確認した際は7軒になっていました。ルーツは謎ですが、登米は宿場町で北上川の水運が栄えていたので、日本のどこからか、こうした登米を行き交う人がこの地に持ってきたのだと思われます。

現在は、合同会社「木漏れ日農園」の鎌田大地さんが栽培されています。

 

特徴

あらまちな2見た目はつぼみ菜に似ており、甘くてほろ苦く、香りもあります。茎の部分がとくにおいしく、他の葉物は2日で飽きるが、10日食べても20日食べても飽きない味だと、佐藤さんは話していました。

荒町菜は肥沃な土壌を好むようです。この地区がかつて馬場だったためであるとか、堀にたまった泥をかき出したのがよかった等諸説あるものの、他の土地では同じように育たなかったため、土地の名前をとって「荒町菜」と呼ぶようになったようです。

 

栽培方法

あらまちな3種を播くときは、バラまきします。土はかけずそのままにしていると、1週間程度で芽が出てきます。3月末から4月にかけて収穫時期となります。収穫後は日持ちしないため、少しずつ摘んで新鮮な味を楽しみます。

 

主な活用・料理方法

あらまちな4ほとんどがおひたしにして食べています。その他はごま和えや、漬物にしており、味噌汁には入れないようです。荒町菜が食卓に上がると春が来たと感じるようです。

 

お問い合わせ

登米市産業経済部観光物産戦略課

〒987-0602 登米市中田町上沼字西桜場18番地 

電話番号:0220-34-2759

ファクス番号:0220-34-2802

メールアドレス:kankobussan@city.tome.miyagi.jp

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