登米懐古館企画展「旅して広重、奇才北斎、どきどき歌麿。」

今回の展示は、浮世絵の大家「歌川広重」「葛飾北斎」「喜多川歌麿」の浮世絵版画をもとに、昭和30～40年代に復刻された作品を登米伊達家家臣・旧亀井家コレクションの中から紹介します。復刻版の浮世絵は、身近な鑑賞に資する目的で手ごろな値段で普及された浮世絵のことを指します。実際に木製版画の製作工程を経て再現されたものであり、作品を完成するには、高度な技術が必要とされています。当時の技術に勝るとも劣らない保存技術を現代に伝えています。本展では、抒情的な広重と奇抜な北斎、多彩な歌麿3人の浮世絵師が作り上げた魅力ある作品をお楽しみいただけます。