ホーム > くらしの情報 > 防災・安全 > 消防 > 登米市消防本部 > 大出血時の止血

更新日:2020年6月17日

ここから本文です。

大出血時の止血

一般に体内の血液の20%が急速に失われると出血性ショックという重い状態になり30%を失えば生命に危険を及ぼすといわれています。
したがって、出血量が多いほど、止血手当を迅速に行う必要があります。
大出血の止血方法としては、出血部位を直接圧迫する直接圧迫止血法が基本です。この方法で止血できない大量の動脈性出血の場合には、手足に限って、最終的な手段として止血帯法があります。

直接圧迫止血法

出血部位を圧迫し、包帯をする。きれいなガーゼやハンカチなどを傷口に当て、手で圧迫する。大きな血管からの出血の場合で片手で圧迫しても止血しない時は、両手で体重を乗せながら圧迫止血する。

ポイント

  • イラスト止血の手当てを行う時は、感染防止のため血液に直接触れないように注意する。
  • ビニール・ゴム手袋の利用。それらがなければ、ビニールの買い物袋などを利用する方法もある。

止血帯法

止血帯で止血できる部位〔手足の太い血管損傷による出血で、直接圧迫止血法では止血が困難な場合に行う〕

ポイント

止血帯は、できるだけ幅の広いもの(3cm以上)を用いる。
棒などで固定した時は、止血時間を記録し、もし30分以上続ける場合には、30分に1回止血帯をゆるめ,血流の再開を図る。そして、出血が続いていれば、ふたたび緊縛(固定)を実施する。

イラスト

※止血時間を記入しておく

イラスト

サイト内検索

便利情報

ページの先頭へ