ホーム > 市政情報 > 登米(とめ)市の概要 > 国際交流・都市間交流 > 登米市青少年海外派遣事業関係 > 平成30年度登米市青少年海外派遣事業の実施について
更新日:2021年12月21日
ここから本文です。
平成30年10月23日(火曜日)から10月30日(火曜日)までの8日間、平成30年度登米市青少年海外派遣事業として実施されたカナダでの海外研修に、市内在住の中学2年生から高校2年生までの10名が参加しました。海外研修は、本市の姉妹都市であるブリティッシュコロンビア州ヴァーノン市において、学校交流やホストファミリーとのホームステイ交流を実施する他、バンクーバーでの自主研修などを行いました。
平成30年9月6日に行われた派遣団結団式以降、団員は全6回の事前研修によりカナダへの派遣に臨みました。事前研修では、各自が海外研修での目標を掲げ、自主研修コースを自分達で決定する他、英会話レッスンや現地での登米市の魅力を発信するプレゼンテーションの準備等を行いました。
カナダでは、身振り手振りも加えて積極的に現地の方とコミュニケーションを取る団員の姿が見られ、ホームステイ先のホストファミリーとも、短い時間の中で交流を深めることができたようです。ホストファミリーとのお別れの際は、涙する団員も多く見られました。また、ヴァ―ノン市最後の夜に行われた夕食会では、事前研修で練習を重ねてきた英語によるプレゼンテーションを、ホストファミリーなど現地の方々を前に堂々と披露しました。
帰国後には全3回の事後研修を行い、研修の成果を報告書や壁新聞にまとめ、平成30年12月16日に開催された登米市国際まつりにおいて、海外研修の報告発表を行う他、会場に壁新聞を掲示して市民の方に広く海外研修の成果を周知しました。
及川甚三郎縁の及川島・佐藤島の前で
自主研修でグランビルアイランドを散策
カラマルカ・セカンダリー・スクールでホストファミリーと初対面
ヴァーノン市長と面会
アダムスリバーで鮭の遡上を見学
ジャック・オー・ランタン用のカボチャを選定
ヴァーノン市最後の夜の夕食会で
登米市の魅力を英語でプレゼンテーション
ホストファミリーとのお別れ
登米市国際まつりでの報告発表
初めはとても緊張して、ちゃんとコミュニケーションがとれるかなど不安がいっぱいでした。しかし、ホストファミリーはみんなとても優しく、すぐに仲良くなれました。とても優しく好意的に接してくれたホストファミリーには、とても感謝しています。またカナダに行って恩返ししたいなと思います。
日本に帰った今でも連絡を取り続けており、大切な友達です。国は違っても人の温かさは変わらないんだなと思いました。ホームステイをして本当に良かったです。
何をしていても本当に楽しくて「このままずっとここにいたい」とすら思いました。それでもあっという間に別れの日がやってきて、私のためにしてくれた沢山の事、一緒に過ごした時間を思い出すと涙があふれてきました。ホームステイはカナダの文化を身をもって感じることのできた貴重な経験となりました。
外国での生活は「非日常」だと今まで思っていたけど、4日間という短い間でも私の「日常」になりました。それだけホストファミリーが親切にしてくれたんだなと思います。別れるときには、「本当の家族になりたい」「離れたくない」と強く願うほどホストファミリーとヴァーノンが大好きになりました。
たくさんのお土産の中でも一番嬉しかったのは、家の場所が示してある地図でした。またおいで、と渡された住所と地図は一番の宝物です。
最初は表情が硬くて困らせてしまったけど、それでも頑張って話しかけてくれてうれしかったです。
異文化に直接触れることができました。日本とは異なるその生活の様子は、ホームステイをしなければ体験できなかったものだと思います。
ホストファミリーの人たちは皆とても優しくて、私の片言な英語でも熱心に聞き取ろうとしてくれたり、私が日本のことや登米市のことについて話すと、ひとつひとつのことに大きなリアクションで反応して楽しそうにしてくれました。彼女たちが日本に来た時には、もっとスムーズな会話ができるように頑張りたいです。
行く前は会話できるのか不安だったけど、わからない言葉があれば聞いて教えてもらったり、少しゆっくり話してもらったりして、会話ができたので嬉しかったです。
私は4日間のホームステイで自分の勉強不足に何度も気づかされました。もっと英語を学んで、必ずまたホストファミリーに会おうと思います。
日本は年々観光客が増えているし、もっと異文化に理解を深めるべきだと思います。そして、外国人と積極的に交流し、日本人も外国人も同じように住んだり仕事をしたりできる国になってほしいです。
もっともっと英語について学び、日本、登米市の良さを発信していきたいと思います。
カナダで過ごした8日間は何もかもが新鮮で毎日がとても充実していました。目に入るものすべてに対して好奇心があふれ、五感を最大限に使ってカナダを味わってきました。
一つ日本で真似しようと思ったところがあります。それは授業中に積極的に発言しているところです。自分のクラスはそういうのが少ないです。積極的に発言する外国と日本の学校の違いを説明しながら、それを伝えていきたいです。
日本を出てみて、「自分は日本人なんだ」と思いました。そして、世界にはさまざまな人々がいることも改めて確認しました。飛行機の中で見る人は肌も目も言語も違います。こんなに多くの人種が同じ場に集まるのを見るのは初めてだったので不思議な感じでした。
中学生で海外にホームステイに行けたことは本当に貴重な経験だし、一生の宝物になりました。この貴重な体験はさまざまな場面で生きてくると思うので、無駄にしないようにしっかり自分の力に変えたいと思います。
研修を通して「人はみんな同じである」ということを実感しました。このことを広めていき、人種による差別がなくなってほしいと思っています。
私が今回の海外研修を体験して一番伝えたいことは、外国に行ったり外国人と話したりすることは決して怖くないということです。私も初めは少し怖かったり、緊張していて、自分から話しかけたりすることはできなかったけれど、一度会話してみれば、ホストファミリーはもちろん、店員さんや、ただ街を歩いている人でさえも、質問すれば丁寧に答えてくれるし、誰でも明るく答えてくれました。
伝えたいことは、人生で一度は海外研修、ホームステイを経験した方がいいと思ったことです。日本だけにいる時と行った後では、将来の夢などの考え方が変わると思ったからです。
私は海外に行かなければ学べないことがたくさんあったと思います。中でもホームステイでは、本当の家族と同じように接してくれたり、多少英語が通じなくても嫌な顔せず優しく接してくれて、人の温かみを感じました。この研修は本当に学ぶことが多く、人としても成長でき、参加できて本当に良かったです。
お問い合わせ
登米市まちづくり推進部市民協働課
〒987-0511 登米市迫町佐沼字中江二丁目6番地1
電話番号:0220-22-2173
ファクス番号:0220-22-9164
メールアドレス:shiminkyodo@city.tome.miyagi.jp