藍絹地抜身剣金紋旗

江戸時代初期 伝中川隼人所用 
(佐沼亘理家寄贈資料)

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 亘理宗根は、元和元年(1615)5月に徳川家と豊臣家が雌雄を決した大坂夏の陣に出陣し、大坂方の大野治長配下の中川隼人を討ち取っています。本資料は、その際の分捕り品で、藍色の絹地に抜身剣金紋をかたどったものを縫い付けています。