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更新日:2021年7月21日
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宮城県においては、5月31日まで延長されていた「緊急事態宣言」が、期限よりも早い5月14日に解除され、更に5月25日には全国を対象とした緊急事態宣言が解除されたところですが、新型コロナウイルス感染症の不安がなくなったわけでは決してなく、本市としては、第2波なども想定し感染拡大を予防する「新しい生活様式」を取り入れながら、国・県の動向等を踏まえ、今後、市内において感染者が確認された場合等、状況により再度、自粛や制限を要請することも想定しつつ、生活並びに経済活動等を段階的に再開させていくこととしていました。
しかしながら、全国において新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が急増していることなどから、国では、第41回新型コロナウイルス感染症対策本部における「新型コロナウイルス感染症への対応について(イベント開催制限の段階的緩和の目安)」において、大規模イベントでは全国的な移動を伴うことにより、一部地域の感染リスクが拡大する可能性がある旨に触れ、当面8月末までの間、収容率、人数制限を維持するとしたところでありますが、現状の感染状況を鑑み、第7回新型コロナウイルス感染症対策分科会において、当面9月末まで現在の開催制限を維持するとしたところです。
このことから、本市並びに全国の状況を踏まえ、本市における新型コロナウイルス感染症対策に係る「市主催のイベント・会議等の考え方について」の対応については、当面9月30日まで「ステップ3の取り組みを維持」することとしてきましたが、国・県において9月19日以降については、イベントの類型や感染リスクに応じて収容率要件及び人数制限の緩和の目安を定め、感染予防対策と経済社会活動の両立のため、徹底した感染防止対策の下での安全なイベントの開催を日常化していく方針を示しました。
本市においては、11月30日までの考え方を定め対応して来たところでありますが、この度、国・県において、12月1日以降の催物開催については、当面令和3年2月28日まで現在の取り扱いを維持することが示された内容を踏まえつつ、本市においても当面令和3年2月末まで現状の市主催のイベント・会議等の考え方を継続し、以下のとおりに取り組むこととします。
また、指定管理者や市の管理する施設において民間が行うイベントについても、本考え方による取り組みをお願いするものです。
【これまでの内容】市主催のイベントについては、国及び県の主催イベントについての基本的な考え方を参考に下記のとおりとし、あわせてイベントの必要性についても改めて検討することとしております。
段階 | 時期 | 収容率(※1) | 上限人数(※1) |
---|---|---|---|
ステップ1(屋内) | 5月25日から6月18日まで | 50%以内 | 概ね50人 |
ステップ1(屋外) | 5月25日から6月18日まで | 十分な間隔 | 概ね200人 |
ステップ2(屋内) | 6月19日から7月9日まで | 50%以内 | 概ね500人 |
ステップ2(屋外) | 6月19日から7月9日まで | 十分な間隔 | 概ね1,000人 |
ステップ3(屋内) | 7月10日から7月31日まで | 50%以内 | 概ね2,500人 |
ステップ3(屋外) | 7月10日から7月31日まで | 十分な間隔 | 概ね5,000人 |
移行期間後(屋内) | 感染状況を見つつ10月5日まで | 50%以内 | 概ね2,500人 |
移行期間後(屋外) | 感染状況を見つつ10月5日まで | 十分な間隔 | 概ね5,000人 |
上記に記載している「概ね」とは、20%増未満までの範囲とします。(例:概ね50人の場合は59人までとなります。)
【催物開催の目安】
区分 | 時期 | イベント等の性質 | 収容率(※1) | 上限人数(※1) |
---|---|---|---|---|
A |
10月6日から2月28日まで |
大声での歓声、声援等が想定されないもの(クラッシックコンサート、演劇、舞踊、伝統芸能、公演、式典等) |
50%以内 (収容定員がない場合は、密が発生しない程度の間隔) |
|
B |
10月6日から2月28日まで |
大声での歓声、声援等が想定されるもの(ロックコンサート、スポーツイベント等) |
50%以内 (収容定員がない場合は、十分な間隔(1m)) |
|
【地域の行事、全国的・広域的なお祭り、野外フェス等】
時期 | イベント等の性質 | 収容率等 |
---|---|---|
10月6日から2月28日まで |
展示会・地域の行事等(入場や区域内の適切な行動確保が可能、名簿等で参加者の把握が可能) |
上記のA・Bに準拠 |
10月6日から2月28日まで |
全国的・広域的なお祭り・野外フェス等(入場や区域内の適切な行動確保が困難、名簿等で参加者の把握が困難) |
十分な人と人との間隔(1m)を設ける。間隔の維持が困難な場合には、開催について慎重に判断 |
※1.収容率と人数上限のどちらか小さい方を限度
【必要性の検討における考慮事項】 |
|
以上を検討した結果、開催が必要と判断した場合は、感染予防対策を徹底した上で実施します。
ただし、下記の【原則、延期または中止とするイベント等】に該当するイベントは、引き続き原則、延期または中止とします。
段階 | 時期 | 原則、延期または中止とするイベント |
---|---|---|
ステップ1 | 5月25日から6月18日まで |
※生活や健康を維持するため必要不可欠と判断されるものについては、感染予防対策を徹底した上で実施するものとする。 |
ステップ2 | 6月19日から7月9日まで |
※生活や健康を維持するため必要不可欠と判断されるものについては、感染予防対策を徹底した上で実施するものとする。 |
ステップ3 | 7月10日から7月31日まで |
※生活や健康を維持するため必要不可欠と判断されるものについては、感染予防対策を徹底した上で実施するものとする。 |
移行期間後 | 感染の状況を見つつ10月5日まで |
※生活や健康を維持するため必要不可欠と判断されるものについては、感染予防対策を徹底した上で実施するものとする。 |
10月6日から2月28日まで |
すべてのイベントについて、感染リスクへの対応が整わないイベントは原則延期または中止を含め慎重な対応とする。 |
市主催の会議等については、出席者を制限して、可能な限り規模を縮小するとともに、会場内の換気や人と人との十分な間隔1mを目安に確保する等、感染予防対策を徹底します。また、web会議の積極的な活用に着意します。
イベント・会議等を開催する場合の共通的な留意事項は下記のとおりとし、屋内開催や屋外開催、開催会場の広さなど、開催状況に応じた感染予防対策をとることとします。
【イベント・会議等を開催する場合の共通的な留意事項(感染予防対策)】 |
|
国・県から示される方針を踏まえつつ、「新しい生活様式」の実践例(PDF:496KB)を参考とし、感染拡大を予防する「新しい生活様式」が定着するよう、継続的に取り組むこととします。
併せて、第12回新型コロナウイルス感染症対策分科会で示された、「感染リスクが高まる5つの場面」(PDF:756KB)を念頭に感染防止等のポイントにより実践することとし、5つの場面で示された場面①から③に注意を払うとともに、特に場面⑤においては、「特定屋外喫煙場所等における新型コロナウイルス感染予防対策について」のとおり取り組むものとします。
また、上記に記載した「イベント・会議等を開催する場合の共通的な留意事項(感染予防対策)」を再確認し、会議等におけるマスクの着用とこまめな換気、入口でのアルコール消毒などの実施徹底を図るとともに、更に、検温についても実施するよう努めることとします。
なお、新型コロナウイルスに有効なワクチンなどが普及し、安定した生活並びに経済活動が確保されたと総合的に判断できるまでの当面の間は、本市主催イベント・会議等の考え方に沿った取り組みを継続します。
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