新型コロナウイルス感染症対策に係る市主催のイベント・会議等の考え方について
市は、「新しい生活様式」を取り入れながら、徹底した感染防止対策の下、安全なイベント開催等の日常化を図るため、国の新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針及び県の対応方針等を踏まえ、「市主催イベント・会議等の考え方」について、以下のとおり取り組むこととします。
基本的な考え方
1.市主催のイベント等について
市主催のイベントについては、国及び県の主催イベントについての基本的な考え方を参考に下記のとおりとします。なお、感染拡大やイベントでのクラスターの発生状況等から、国及び県の対応に見直しが行われた場合には、その内容を踏まえて改めて検討することとします。
<催物を開催する場合の目安>
【事前手続】
①「大声なし」の「5,000人超かつ収容率50%超」で開催する場合は、「感染防止安全計画(※1)」を策定し、県に提出します。
②上記①以外の場合は、イベント主催者がチェックリストを作成し、ホームページ等で公表します。
【開催制限等】
①「感染防止安全計画」を策定しないイベント
以下の収容率・人数上限の小さい方を限度
区分 |
時期等 |
収容率 |
人数上限 |
A
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令和3年
11月25日以降
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大声なし(※3)
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100%(席が無い場合は、適切な間隔(※4))
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5,000人または収容定員50%以内のいずれか大きい方
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B
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令和3年
11月25日以降
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大声あり(※2)
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50%(席が無い場合は、十分な間隔(※5))
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5,000人または収容定員50%以内のいずれか大きい方
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②「感染防止安全計画」を策定するイベント
「大声なし」の「5,000人超かつ収容率50%超」で県の確認を受けたイベント
時期等
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収容率
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人数上限
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令和3年
11月25日以降
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100%(席が無い場合いは、適切な間隔(※4)) |
収容定員まで |
※1「感染防止安全計画」は、大規模イベント主催者が、飛沫抑制、手洗・消毒等に係る7項目について具体的な感染防止策を記載する計画です。
※2「大声」を、観客等が「通常よりも大きな声量で」、「反復・継続的に声を発すること」と定義し、これを積極的に推奨する又は必要な対策を十分に施さないイベントが「大声あり」に該当します。
<大声の具体例>
・観客間の大声、長時間の会話
・スポーツイベントにおいて、反復・継続的に行わる応援歌の合唱
※得点時の一時的な歓声等は必ずしも当たらない。
※3 飲食を伴うまたは飲食が可能であるイベントは、必要な感染防止策が担保され、イベント中の発生がない場合に限り、上記のとおり取り扱うことを可とします。
※4「席が無い場合は、適切な間隔」は、人と人が触れない程度とします。
※5「席が無い場合は、十分な間隔」は、1m程度の間隔とします。
2.市が主催するイベント等の取り扱いについて
- 市内における感染拡大の防止から、イベント等については、徹底した感染対策の下に実施することとします。
- なお、すべてのイベントを対象に、特に、「不特定多数が参加し、歌唱と飲食を伴うようなイベント」「密閉、密集、密接の3つの密の発生が想定されるイベント」の実施は、慎重に判断することとします。
- この取り扱いの期間は、当面の間とします。
3.市主催の会議等について
- 市主催の会議等については、可能な限り規模を縮小するとともに、会場内の換気や人と人との十分な間隔1m程度確保する等、感染予防対策を徹底するとともに、Web会議等の積極的な活用に着意します。
- 市外からの関係者が来庁し行う業務打ち合わせなどについては、電子メール、リモートアプリ等の積極的な活用に着意します。
- この取り扱いの期間は、当面の間とします。
イベント・会議等を開催する場合の共通的な留意事項(感染予防対策)
イベント・会議等を開催する場合の共通的な留意事項は下記のとおりとし、屋内開催や屋外開催、開催会場の広さなど、開催状況に応じた感染予防対策をとることとします。
【イベント・会議等を開催する場合の共通的な留意事項(感染予防対策)】 |
- 会場および待合場所等における3つの密(密閉、密集、密接)を徹底して回避する。
- 人と人との十分な間隔1m程度確保(着席の場合は、椅子の間隔を空ける、スペースが限定される場合は、椅子の数を減らす、椅子が固定されている場合は、前後左右を空けるなど互い違いに着席させる、椅子を使用しない場合は、間隔を空けた立ち位置などを表示)また、可能な限り真正面は避ける。(※参考:「会場の使い方・会議の持ち方」の例(PDF:188KB))
- 大声での発声、歌唱や声援、または近接した距離での会話等がされないよう留意する。
- 参加者の名簿を作成するなど、連絡先等が把握できるようにしておく。
- イベント等の前後や休憩時間などの交流等を極力控えるよう呼びかける。
- 風邪のような症状がある方の参加を控えるよう事前に伝える。
- 2週間以内に海外(感染流行国)または国内の感染流行地域(クラスター等)へ旅行・出張した者には、参加を控えていただくよう事前に周知することを検討する。
- 高齢者や基礎疾患がある者等の参加については、できる限りの配慮を行うとともに、注意喚起を徹底する。
- マスクの着用及び咳エチケットの励行を呼びかける。
- 手洗いの徹底を呼びかける。
- 会場の入り口等にアルコール消毒液を設置する。
- こまめに換気を行う(1時間から2時間ごとに5分から10分の換気の実施)
- 入場者の制限や誘導を行う。
- 入場者(出席者)が体調不良となった場合に備え、感染予防対策をとった上で対応できる準備を整えておく。
- 参加者の検温を実施する。
- 国で導入を検討している接触確認アプリ等を適宜活用する。
- 直行直帰を呼びかける。
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指定管理者やイベント主催者への要請
- 市が管理する施設において、民間が主体となって行うイベント等についても、この考え方に基づいて対応していただけるよう指定管理者や主催者等へ協力を要請します。
- 市が管理する施設や、その施設を利用して行われるイベント・会議等の主催者は、詳細な開催内容に応じて、今回示した共通的な留意事項に必要な事項を加え、感染予防対策の徹底を図るものとします。
(例:マイクを使用する場合は、使用者ごとに別のマイクを使用するか、その都度、消毒することを加える。など)
その他
- 県から示される方針を踏まえつつ、「新しい生活様式」の実践例(PDF:496KB)を参考とし、感染拡大を予防する「新しい生活様式」が定着するよう、継続的に取り組むこととします。
- 第12回新型コロナウイルス感染症対策分科会で示された、「感染リスクが高まる5つの場面」(PDF:756KB)を念頭に感染防止等のポイントにより実践することとし、5つの場面で示された場面1.から3.に注意を払うとともに、特に場面5.においては、「特定屋外喫煙場所等における新型コロナウイルス感染予防対策について」(PDF:157KB)のとおり取り組むものとします。
- 上記に記載した「イベント・会議等を開催する場合の共通的な留意事項(感染予防対策)」を再確認し、会議等におけるマスクの着用とこまめな換気、入口でのアルコール消毒などの実施徹底を図るとともに、更に、検温についても実施するよう努めることとします。
- 感染再拡大の可能性を念頭に置き、上記に記載した「2.市が主催する当面におけるイベント等の取り扱いについて」については、民間が行う活動においても、さまざまな機会を捉え慎重な対応をいただくよう、注意喚起に努めることとします。
- 新型コロナウイルスワクチン接種が完了し、安定した生活並びに経済活動が確保されたと総合的に判断できるまでの当面の間は、本市主催イベント・会議等の考え方に沿った取り組みを継続します。
【これまでの内容】