ホーム > くらしの情報 > 防災・安全 > 消防 > 登米市消防本部 > 生活安心情報 > 心肺蘇生法(成人)

更新日:2018年8月29日

ここから本文です。

心肺蘇生法(成人)

1.意識の有無を確認する

意識の有無を確認倒れている人(傷病者)に近づき、耳元で「大丈夫ですか」「もしもし」などと大きな声で呼びかけながら、肩を軽くたたき、意識の有無を確認します。

2.助けを呼ぶ

助けを呼ぶ意識がないときは、大きな声で「人が倒れています」と周囲に助けを求めます。
協力者が現れたら、「救急車を呼んでください」「AEDを持ってきてください」とお願いします。

3.呼吸の確認

呼吸の確認傷病者の呼吸が「普段どおり」であるかを確認します。
傷病者の横に座り、10秒間呼吸の状況を確認します。確認の際は、胸や腹部の上がり下がりを見て、普段どおりの呼吸をしているか判断してください。

4.胸骨圧迫

胸骨圧迫

正しい姿勢で実施

普段どおりの呼吸でないと判断したときは、直ちに胸骨圧迫を開始し、全身に血液を送ります。胸の真ん中を、重ねた両手で「強く、速く、絶え間なく」圧迫します。

  • 胸の真ん中に、片方の手の付け根を置き、もう一方の手を上に重ねます。両手の指を互いに組むと、より力が集中します。
  • 肘をまっすぐに伸ばして手の付け根の部分に体重をかけ、胸が5cmほど沈む強さで圧迫します。
  • 速いテンポ(1分当たり100回以上)で30回連続して圧迫します。
  • 圧迫と圧迫の間(圧迫を緩めるとき)は、胸の高さが戻るまで十分に力を抜きます。

5.人工呼吸

30回の胸骨圧迫終了後、人工呼吸(口対口じんこうこ)により息を吹き込みます。

  • (1)気道確保(頭部後屈あご先挙上法):喉の奥を広げて、空気を肺に通りやすくします。片手を額に当て、もう一方の手の人差し指と中指の2本をあご先(骨のある硬い部分)に当てて、頭を後ろにのけぞらせます。
  • (2)人工呼吸:気道を確保したまま、額に当てた手の親指と人差し指で鼻をつまみます。自分の口を大きく開けて相手の口を覆い、空気が漏れないようにして、息を約1秒かけて吹き込み、胸が持ち上がるのを確認します。いったん口を離し、同じ要領でもう1回吹き込みます。

 

気道の確保

気道確保(頭部後屈あご先拳上法)

胸の浮き沈みを確認しながら息を吹き込む

胸が持ち上がるのを確認します

6.心肺蘇生

胸骨圧迫を30回連続した後に、人工呼吸を2回行います。この胸骨圧迫と人工呼吸の組み合わせ(30回と2回のサイクル)を、救急隊に引き継ぐまで続けます。

ポイント

胸骨圧迫を続けるのは疲れるので、救助者が2人以上いる場合は、1~2分間程度を目安に交代するとよいでしょう。下記の場合は、心肺蘇生法を中止してください。

  1. 救急隊に心肺蘇生を引き継いだとき(ただし、救急隊が到着してもすぐ中止せずに、救急隊の指示に従ってください)
  2. 心肺蘇生中に傷病者が目を開けた、普段どおりの呼吸をし始めた場合

意識はないが普段どおりの呼吸をしている場合は場合は・・・

意識がなくても普段どおりの呼吸をしている場合は、気道を確保して救急隊の到着を待ちます。気道確保は人工呼吸と同様に、頭部後屈あご先挙上法で行います。
吐いたものなどにより窒息の危険性があるとき、またはやむを得ずそばを離れるときは、傷病者を横向きに寝かせます。このような姿勢を回復体位といいます。

回復体位

AED到着後の手順

心肺蘇生法をしている途中で、AEDが届いたらすぐに使う準備をします。AEDにはいくつかの種類がありますが、同じ手順で使えるように設計されています。電源が入ると音声メッセージとランプで、指示されるのでそれに従って操作してください。

  1. AEDの到着と準備
    傷病者の横に置く(頭の横に置きケースを開ける)
  2. 電源をいれる
    フタを開け電源ボタンを押します。音声メッセージとランプに従って操作します。
  3. 電極パッドを貼る
    傷病者の衣服を取り除き、胸をはだけます。粘着面を肌に直接貼り付けます。ケーブルを本体差込口に差します。
  4. 心電図の解析
    「心電図の解析中です」などの音声メッセージが流れ、自動的に解析が始まります。この時に周囲の人たちに「離れて」と注意を促し、傷病者に触れていないことを確認します。
  5. 電気ショック
    必要がある場合は『ショックが必要です』などの音声メッセージが流れ、自動的に充電が始まります。数秒で充電は完了します。充電が完了すると『ショックボタンを押してください』などの音声メッセージが流れ、ショックボタンが点灯します。誰も傷病者に触れていないことを確認しボタンを押してください。
  6. 心肺蘇生法を続ける
    電気ショックが完了後、直ちに心肺蘇生法を開始します。約2分後に再解析の音声メッセージが流れ、解析が始まります。

AED

電極パッド

AEDの設定の様子

以後、AEDの手順と心肺蘇生法を繰り返してください。AEDの種類によっては、この手順と異なる音声メッセージが流れるものもあります。その場合は、その機種のメッセージに従ってください。

機種や手順に多少の違いはあっても、一番大切なことは心肺蘇生法を絶え間なく行なうことです。大切な命を救うのはあなたしかいません。勇気を持って実践してください。

サイト内検索

便利情報

ページの先頭へ