更新日:2023年2月22日
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「食品ロス」とは、まだ食べられるのに捨てられている食べ物のことです。
日本では、年間2,510万トン(※)の食品廃棄物等が発生しています。このうち、売れ残りや食べ残しなど、まだ食べられる状態にも関わらず廃棄される「食品ロス」は570万トン(※)あります。
これは、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食糧援助量の1.4倍に相当すると言われ、「食品ロス」を国民一人当たりに換算すると“茶腕約1杯分(約124g)の食べもの”が毎日捨てられている計算になります。
※農林水産省及び環境省「令和元年度推計」
1.食材を買い過ぎず、使い切る、食べ切る
2.残った食材は別の料理に活用
3.消費期限と賞味期限の違いを理解
「消費期限」:品質の劣化が早い食品に表示されている「食べても安全な期限」
「賞味期限」:品質の劣化が比較的遅い食品に表示されている「おいしく食べられる期限」であり、それを超えてもすぐに食べられなくなるわけではありません。
4.外食時の食べ残しを減らす
・小盛メニューがあれば利用する。
・「食べきれないかも」と思ったら、「少なめにできますか?」とお願いする。
・セットメニューの中に食べられないものがあれば、注文の際に、あらかじめそれを抜いてもらう。
食品ロスのうち、外食における宴会等での食べ残しを削減するため、松本市が発祥といわれる「30・10(さんまる・いちまる)運動」が全国的にも広がりを見せており、取り組む自治体が増加しています。
食品ロスの削減とともに、3R(リデュース・リユース・リサイクル)を推進するため、「全国おいしい食べ切り運動ネットワーク協議会」が設立され、これに登米市も参加しており、「宴会五箇条」を活用して30・10運動の普及を推進しています。
“もったいない”を心がけ、30・10運動の実践により、食品ロスの削減、ごみの減量に努めましょう。
なお、飲食を伴う懇親会等を行う際は、コロナ対策認証店や感染対策が十分な店舗などを活用するとともに、感染リスクが高まる「5つの場面」や「感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫」を行い新型コロナウイルス感染症拡大防止を心がけましょう。
登米市30・10(さんまる・いちまる)運動「宴会五箇条」リーフレット(PDF:485KB)
感染リスクが高まる「5つの場面」(厚生労働省)(外部サイトへリンク)
感染リスクを下げながら会食を楽しむ工夫(PDF:833KB)
宮城飲食店コロナ対策認証制度認証店MAP(外部サイトへリンク)
お問い合わせ
登米市市民生活部環境課廃棄物対策係
〒987-0411登米市南方町寺袋69(衛生センター内)
電話:0220-58-2064
ファックス:0220-58-2646
メールアドレス:kankyo@city.tome.miyagi.jp