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更新日:2019年12月11日

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上沼高等学校の取り組み

 

宮城県上沼高等学校佐藤洋教諭(農場長)

上沼高校1平成25年9月に、「登米伝統野菜研究会」を発足すると声をかけていただいてから2年以上もの月日が過ぎました。この研究会の発足にあたって、趣旨に賛同して研究会に参加させていただきましたが、学校現場においても目を向けるべきは、地元地域であり、このような活動が必要だと思っておりました。私も、農業を教える一教員として20年以上教鞭をとっておりますが、農業情勢の変化にともない農業高校の存在意義も変わり、後継者育成を目指した専門技術指導一辺倒から、専門技術を活かしながらコミュニケーション能力を身につけさせる学習へと変わりつつあります。農業教科の学習内容には、「地域連携」という言葉が入ってくるようになり、地域の方々と結びつきながら学習活動を進めるような内容が増えてきています。ようするに、子ども達・生徒を教育するには学校内だけではなく、地域の方々との協力体制づくりが必要であるという考えなのです。

 

そんな中、私も本校に転勤してきて2年目、仕事の都合で農場長となり、何か生徒のために連携できることはないかと思っていたところ、グッドタイミングでした。主な活動を上げると、平成25年度は「つぼみ菜」「からし菜」の種子を、地元高橋さんよりいただき野菜研究班の3年生に栽培してもらい春先に試食。お浸しにして美味しくいただきました。平成26年度には「馬耕体験」と「もちとみぎ」の栽培。

上沼高校2馬耕体験は、春季実習の中で作物研究班と農業クラブ役員を中心として実施しましたが、只野さんの巧みな手綱さばきに見とれ、少ない面積でしたがきれいに耕起できていたのにはびっくりさせられました。

 

もちとみぎ栽培は、夏場に収穫・試食をしましたが名前のとおりのモチモチ感と懐かしい甘みを味わえました。「よめごささげ」の種子もいただきましたが、授業の都合で来年度栽培をと考えています。少しずつでも、このような取り組みを行いながら教科指導に取り入れ、栽培方法と加工方法を確立し、幼稚園、小中学校や福祉施設との異世代交流などへ発展できたらと思っています。

本校は今年度で創立89年を向かえ、平成27年4月より「登米総合産業高等学校」として、農業・機械・情報技術・電気・商業・福祉の6学科編成の総合高校に生まれ変わろうとしています。特色ある教育活動として、登米地域パートナーシップ会議を開催し、「起業プロジェクト」という学校設定科目を全学年で実施します。各学科学年にインターンシップなどを実施し、地域と連携して専門性を活かす取り組みをする予定です。農業科だけでなく、登米総合産業高校としても継続して、このプロジェクトを窓口として生徒への指導に役立てて行けたらと思っています。

最後に「登米市伝統野菜復活プロジェクト」の活動が、地域おこしの一端を担う活動になることを期待し、発刊によせることばとしたいと思います。

 

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登米市産業経済部地域ビジネス支援課

〒987-0602 登米市中田町上沼字西桜場18番地

電話番号:0220-34-2706

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