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更新日:2019年12月11日

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長下田うり

生産地登米市石越町北郷長下田地区 

由来

なげたうり1石越町北郷の長下田地区には、全国にも珍しい下ふくれの形をしたシロウリが伝えられてきたことが知られていましたが、近年、その存在は幻と言われていました。

それが、平成25年度に行われた市の現地調査で千葉きよ子さん(取材当時89歳)、ただお一人が生産を続けていることが確認されました。

岩手県に伝わってきた「なしうり」や「まうり」が自家採種によってこの地に根付いたのではないかと言われています。昭和20年代前半までは地域の数軒で栽培されていたようです。

 

特徴

なげたうり3うりは、長さ22cm~23cmほど、直径は下部の一番太いところで8cmほどあります。色は淡白でやや緑色を帯びています。

6月上旬に播種(種をまくこと)してから8月中旬に収穫するまでほとんど手のかからない作りやすい野菜で、一つの種から10個以上が収穫できるなど驚くほど多収です。

写真のように地這(地を這うようにして育てる栽培法のこと)で育成します。

生で食べてみると、まったく甘みがなく、生食には向きませんが、クセがない味であり、非常に多収であることから漬物に活用されたものと考えられます。

 

栽培方法

なげたうり4露地で栽培します。6月上旬に畑に堆肥、石灰等をすき込み、マルチを張り、約50cm間隔で一箇所に5粒ほどを直播します。

地這で栽培し、特段の手間はかかりません。8月のお盆頃に収穫します。

 

主な活用・料理方法

なげたうり2きんこ漬、金婚漬の原料として知られています。

うりが熟さないうちに、太い方の端を横に切り、中身をくり抜き、昆布、人参、みょうが、しその葉、大根、ごぼう、なす、きゅうり、唐辛子などを入れて味噌の中で漬けこむようです。

なお、きんこの由来は、諸説ありますが、きんくわ瓜と言われたのが徐々になまってそのようになったと言われています。

 

生産者インタビュー千葉きよ子さん

なげたうり5これまで長下田うりを約70年作り続けてこられたのは、昔からの種を守りたい気持ちもありますが、金婚漬の味を自分なりに改良し続けると売れ行きがよくなり、それが楽しかったのが大きいです。また、長下田の名物として贈り物やお土産に使いたいという方が今でもいらっしゃるので、その要望にこたえるためにも作り続けていきたいです。

 

お問い合わせ

登米市産業経済部地域ビジネス支援課

〒987-0602 登米市中田町上沼字西桜場18番地

電話番号:0220-34-2706

ファクス番号:0220-34-2802

メールアドレス:chiikibusiness@city.tome.miyagi.jp

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