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企画展:企画展 「垂直と水平展 」

今回の企画展は、ミュージアムがコレクションする作品の中から、特に、直線を感じさせる色と形、直線を基本に水平線、垂直線で制作された作品23点(展示室1に13点・展示室3に10点)を展示いたしました。
中でも、ピエト・モンドリアン(1872~1944)(展示室3)は、カンディンスキーとともに現代抽象絵画への道を切り開いたオランダの巨匠といわれる画家です。表現主義の流れをくむカンディンスキーの「熱い抽象」とはまったく対照的で、「冷たい抽象」と呼ばれています。初期のころの風景画等を描いていた自然主義から、自然の本質に迫るため色彩や形態を単純化するようになり抽象主義の芸術運動を繰り広げ抽象主義へと移行していきました。その中でモンドリアン・スタイルとして親しまれている垂直・水平線と三原色の色面からなる幾何学的抽象画のスタイルを確立しました。
美術の教科書にも登場するモンドリアンの作品とその傾向の作品を通じ、難しいといわれる幾何学抽象構成絵画を身近に感じていただきたいと思います。

下表では、収蔵作家の名字をアルファベット順で分類しています。

作品#E-125 A〜Bで始まる作家名
Yaacov Agam
Silvano Bozzolini
Andreas Brandt
Charles Bèzie
作品#E-032 C〜Gで始まる作家名
Sonia Delaunay
Jean-Francois Dubreuil

 
作品#E-0233 H〜Mで始まる作家名
Piet Mondrian
Richard Paul Lohse
Hernandez&Fernandez
Eduardo Janquières
Imre Kocsis
Jean Leppien
Dominique Hieaux
作品#E-158 N〜Rで始まる作家名
Aurelie Nemours
Sigrid Pahlitzsch
Christian Parquet
Claude Pasquer
Henri Prosi
Gudrun Piper
Yves Popet
Torsten Ridell
Hans Riedl
作品#E-099 S〜Zで始まる作家名
Michel Seuphor
Jésus Rafael Soto
Victor Vasarely
Hans Steinbrenner
Robert Saint-Cricq
Alain Salevor
André Stempfel
Walter Strack
Jacques Weyer
Martin Wörn


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