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市では、環境基本計画を策定するための基礎資料にするため、市内の自然環境の実態を把握しようと、昨年度から市内全域を対象に自然環境基礎調査を実施してきましたが、このたびその結果がまとまりましたので、紹介します。
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調査は、平成18年10月から平成19年10月まで、株式会社宮城環境保全研究所に委託して行われ、気象、地形・地質および土壌、植物、動物の各項目について、調査員は約1年間、人跡まれな所にまで分け入りながら、市内の自然環境の実態をくまなく調査しました。
今回の調査結果の概要は次のとおりで、確認された動植物の中には、絶滅のおそれがあるもののほか、本市が分布の北限や南限になっているものも多数含まれており、私たちが肌で感じてきたふるさとの自然の豊かさが学術的にも裏付けられる結果となりました。
気 象
本市は、山間部を除き、夏は県内で最も暑く冬は県内で最も寒い地域であり、同時に降水量が県内で最も少ない地域でもあります。
地形・地質および土壌
東和町米谷から登米町銅谷にかけての表層に分布する石灰石を主成分とする地層(錦織層)は、2億6千万年前の古生代ペルム紀中期のもので県内で最も古いものです。このほか、山崎礫岩層、登米層など、古生代ペルム紀の古い地層が広く表層に分布しており、以前から本市は「宮城県の地質のふるさと」と呼ばれてきましたが、その名にふさわしい古い地層が改めて確認されました。
また、今回の調査では主な断層も確認されています。
植 物
維管束植物(シダ植物と種子植物)だけで148科1,216種にも及ぶ多様な植物が確認されたほか、津山町の横山不動尊、柳津虚空蔵尊周辺では昔ながらのモミ群落、米山町の平筒沼いこいの森では原生状態に近いアカシデ自然林が明らかになるなど、学術的にも大変貴重な成果が得られました。市内の植物目録や植生図は報告書にすべて収められています。
動 物
14科25種の哺乳類、45科206種の鳥類、4科8種の爬虫類、6科14種の両生類、11科27種の魚類を始め、213科1,428種にも及ぶ昆虫類の生息が明らかになり、報告書では、市内に生息する動物目録やその生息状況を記録しています。
今回明らかになった調査結果は、貴重な自然の所在地や絶滅のおそれのある動植物種の保全策を講じるための基礎資料として活用されるほか、開発行為の審査や、環境教育・環境学習の基礎資料などさまざまな活用法が期待されています。
報告書は、環境課および各総合支所地域生活課で閲覧できるほか、市内の図書館、宮城県図書館、国立国会図書館などでどなたでも閲覧することができます。
また、報告書本文の大部分は、下記からダウンロードして見ることもできます。
市では、今後、調査結果を分かりやすくまとめて市民皆さんに紹介していく予定としていますので、ぜひこうした資料を活用して、市内の豊かな自然について理解を深めていただければと思います。
| 【PDF 140KB】 | |
| 【PDF 3,616KB】 | |
| 【PDF 1,582KB】 | |
| 【PDF 3,352KB】 | |
| 【PDF 6,853KB】 | |
| 【PDF 1,409KB】 | |
| 【PDF 19,865KB】 | |
| 【PDF 4,331KB】 | |
| 【PDF 3,065KB】 | |
| 【PDF 1,127KB】 | |
| 【PDF 1,093KB】 | |
| 【PDF 130KB】 |
市民生活部 環境課 環境政策係(電話:0220-58-5553)