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授業改善ヒント集(その25) 授業を邪魔する子どもの心理を把握して授業してますか? 授業中に立って歩いたり、周囲の友達に話し掛けたりなど、授業を進める上で障害になる、腹立たしい行動をとる子どもがいるものです。このような行動は、修正が効かないほど習慣付けられているように見えます。 このような行動をする子どもに対して、教師はどのように対応をしているでしょうか。何度言っても聞き分けのない子どもに愛想をつかし、無視して授業を進めてはいないでしょうか。あるいは、言っても無駄と感じつつも、義務的に注意の言葉を投げつけてはいないでしょうか。 でも、よく考えてほしいのは、どの子どもも身近な大人たちである親や教師に愛情を求めているということです。 教師の言うことを聞かないという姿勢は、実は、もっと自分を愛してほしいというサインと受け取るべきものなのです。 授業中に立ち歩いたり、周囲の友達の学習を邪魔することは、その行動に教師がどのように対応するかを試していると言ってもよいのです。 教師を困らせる言動は、教師に全く背を向けているのではなく、ポーズとしては背を向けてはいても、目は教師を向いているのです。 子どもは「先生、私は寂しい子どもです。私の相手になってほしい。」ということを言えないがために、背を向けているように見られる言動をとっているだけなのです。 「授業中は立って歩くな。」「友達の邪魔をせずに、しっかり授業を受けろ。」と強く言われたとしても、子どもはそれだけで反感を持つことはないのです。 それらの言葉を発する根底に、「そうすることは、あなたのためにはならない。あなたを愛しているからこそ、あなたの要求通りにはできないのだ。」ということを伝えてやれば、子どもは教師(大人)の愛情を感じ、納得するものなのです。 A男は授業中に立ち歩くし、B子は授業にまったく関心を持たないし、C男は教師に敵対して指示をまったく受け付けないなどと、子どもの非だけを責めるのではなく、そうさせている自分のことを反省してみることも肝要です。 A男、B子、C男は、どの先生の授業のときでも同様の行動をとるでしょうか。 多分、教師によって違うと思います。A男、B子、C男の態度はそれぞれの教師の愛情の深さに関係があることは間違いのないところです。 子どもを愛することが教師の仕事です。反抗的な態度をとる子どもこそ、愛してやることが教師の仕事なのです。 |