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今年2月にまとめられた「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)作業部会報告書」によりますと、人間が排出する二酸化炭素などの影響で地球の温暖化が進み、このまま石油などの化石燃料を使い続けると、今世紀末には平均気温が約4℃上昇すると予測されています。これによって、海面が今よりも60cmほど上昇し、北極の氷が夏には消滅するほか、干ばつ地域が拡大し、台風の威力が強烈化するなど、これまで人類が経験したことのない様々な悪影響が心配されています。
こうした地球の温暖化に対して、人類が一丸となって立ち向かおうと、世界中で地球温暖化対策が本格化しています。1997年に採択された「京都議定書」では、各国の温室効果ガスの削減目標が定められ、日本は2008年から2012年までの5年間の平均で1990年よりも温室効果ガスの排出量を6%削減しなければならないことになっています。
目標達成の期限が間近に迫る中、現在のところ、国内の温室効果ガス排出量は逆に8%ほど増えた状態であり、今や国を挙げた待ったなしの取り組みが求められています。
地球温暖化の大きな原因の1つは、石油などを消費した時に放出される二酸化炭素が大気中に増えすぎたことだと言われています。そのため、地球温暖化対策は、二酸化炭素の排出量を減らすことと、大気中の二酸化炭素の吸収を進めることの2つが大きな決め手となっています。
登米市で二酸化炭素排出量を減らす対策は、新エネルギーの導入と省エネルギーの推進の2つが柱となっています。新しく建設する公共施設には、太陽光発電装置などを取り入れるほか、省エネルギー仕様での設計を行っていく方針です。このほか、市民の皆さんの協力をいただきながら、廃食油から再生したバイオ・ディーゼル燃料を市民バスに活用して軽油消費量(年間6万9千リットル)を減らすなど、バイオ燃料の積極的な導入を進めています。また、市役所から率先して省エネルギーを推進するため、近く地球温暖化対策率先実行計画を定め、環境マネジメントシステムを導入するなどの準備も進めています。
二酸化炭素の排出を減らすためには、一人一人が日常生活の中で省エネルギーに努めることが最も重要な鍵をにぎっています。冷暖房の使用を控えたり、電気や水道、ガスをこまめに切って無駄な使用を減らすだけでもかなりの効果があります。また、ビニールやプラスチック製品なども石油から作られていますので、使う量を減らせばそれだけ省エネルギーにつながります。レジ袋を例にすると、一人が買い物の際に受け取る枚数は、年間平均260枚に達しており、これは石油4.3リットル分に相当します。つまり、市全体では年間約38万リットルの石油を燃やしているのと同じ計算になります。買い物の際にはマイバッグ(自分の買い物袋)やマイバスケット(自分の買い物カゴ)を用意し、レジ袋の削減に努めましょう。

地球温暖化防止のために減らそうレジ袋!
買い物には忘れずに!マイバック
大気中の二酸化炭素は樹木が成長する際に吸収されるので、登米市では森林整備や緑化に努めるなど、二酸化炭素の吸収対策にも力を入れています。また、身近なところに木を植えることは、誰もができる立派な地球温暖化対策です。登米市民がみんなで一人一本木を植えれば約30haの山に植林するのと同じ効果があり、これは市民みんなで石油を年間約8万2千リットル(一本当たり約0.9リットル)節約するのと同じ効果があります。ご家族そろって庭に木を植えて大事に育ててみませんか。
登米市では,地球温暖化対策の一環で、6月から9月まで「クールビズ」を推進しています。期間中は、暑い日には職員もノーネクタイ、上着なしで勤務しておりますので御理解を願います。市民の皆さんも、夏は涼しい服装で冷房の設定温度を28℃以上にするよう御協力ください。
また、11月から3月までの間は「ウォームビズ」を推進しています。職場や家庭での暖房設定温度は20℃以下にし、少々肌寒い時には暖房の温度を上げて調整するのではなく、暖かい服装をしたり重ね着をしたりして寒さを調整しましょう。期間中は、市役所でも職員が厚着をしていたり重ね着をして勤務している場合がありますので、ご理解を願います。市民の皆さんも「ウォームビズ」に取り組んで、地球温暖化を止めていきましょう。
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クールビズ |
ウォームビズ |
二酸化炭素削減について、市が率先して市の施設から排出する二酸化炭素などの温室効果ガスを抑制し、環境の負荷を軽減するための「登米市地球温暖化対策率先実行計画」を作成し平成19年7月1日より施行しています。この計画は、職員一人ひとりが省エネルギーやリサイクルなどに心がけ、電気やガソリンなどから排出する二酸化炭素の削減を目指すのもであり、冷暖房の設定温度(夏28℃、冬20℃)の徹底や、エコドライブなどの項目が盛り込まれています。

平成20年度二酸化炭素排出の状況について(PDF:91KB)
平成21年度二酸化炭素排出の状況について(PDF:275KB)