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トップ > 地域医療福祉システム検討委員会報告書 > はじめに

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1 はじめに

登米地域の医療体制に関しては、平成16年7月、9町合併前に管内各町、医師会、歯科医師会,薬剤師会、登米保健福祉事務所で構成する「登米地区地域医療対策委員会」が登米地域の医療体制の見直しが必要であるとして、将来を見据えた地域医療体制の検討を行い、「登米地域におけるこれからの医療体制について検討結果報告書」として取りまとめている。この中では「合併後5年程度の期間を想定し」、公立5病院は「それぞれの特色を生かした機能の整備を推進し、緊密な連携体制のもとで医療サービスを提供していく」と提言している。

市制施行後の登米圏域における市立病院の医療体制については、登米地域合併協議会で、佐沼病院の中核病院化、他の4病院の機能特化と5病院間の連携強化という方向性が確認された。

平成17年4月1日に登米市が発足し、平成18年3月に策定された市の基本方針である「登米市総合計画」では、市民が安心して必要な医療が受けられるように、「施設の老朽化、医師不足、人口減少などの実状を踏まえ、新たに適切な病床数を備えた中核病院(災害拠点病院)の建設」を施策として掲げているが、建設に向けた具体的な計画には至っていない。

この様な経緯を踏まえ、平成18年6月、登米市長より委嘱を受けた委員で構成する「登米市地域医療福祉システム検討委員会」(以下「委員会」という。同委員会設置要綱:平成18年5月23日施行)に対し、地域住民が安心して医療福祉サービスを受けることができるよう、登米市における地域医療福祉システムの構築について検討し報告する旨の依頼を受けた。

その後,委員会や委員会の下に設置した地域医療福祉システム検討作業部会(以下「作業部会」という。)において数次に亘る検討を行ってきた。しかし、最近の医療や福祉等をめぐる状況は極めて変化が著しく、限られた時間の中で医療、福祉及び施設整備等の長期的・総合的かつ効果的なシステムの構築を検討することは困難であった。このため、本報告書では、5市立病院の今後の方向性を中心とした検討結果を示している。

今後、全国で行われる医療費適正化計画の策定や、健康増進計画及び医療計画の見直し等に合わせて、宮城県地域保健医療計画の見直しが平成20年度を目途に予定されており、同計画との整合性に配慮しながら今般の医療制度改革の目的とする患者の視点に立った体制実現に向け、地域における医療機関との連携推進による切れ目のない医療供給体制の構築を図っていく必要がある。

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