診療放射線室では、診療用放射線等を利用して、主に診断に必要な画像の提供をいたしております。
より良い画像提供、24時間の救急体制および登米市内等の医院から検査依頼のため、高度な医療機器を導入し、診療放射線技師が一丸となって日々技術向上を目指しています。

各検査について

一般撮影(X線写真)検査

胸部・腹部や骨などのエックス線写真、一般的にレントゲンと広く知られている撮影をします。当院では半導体パネル(FPD)を使用した高感度撮影システムを導入し、放射線被ばくを低く抑えることにも配慮しています。
一般撮影室は3室あります。撮影室に据付の装置の他に、ポータブル装置が3台あり、病棟用、手術室用、感染対策用と使い分けています。

乳房撮影(マンモグラフィ)検査

マンモグラフィとは乳房のエックス線撮影のことです。微細な病変を描出できる専用装置を使用して撮影します。当院は日本乳がん検診精度管理中央機構の施設認定を受けています。また、乳腺外来日の撮影は女性技師が担当しています。

エックス線TV(透視・造影)検査

エックス線透視診断装置により、エックス線を用いて目的部位を観察しながら、検査・治療を行います。バリウム等を飲んで行う上部消化管造影検査等の消化器科領域、骨折整復等の整形外科領域、膀胱造影等の泌尿器科領域等の検査があります。
エックス線TV室は2室あり、半導体パネル(FPD)採用の装置です。他に、手術室に移動して使用できる外科用イメージがあります。

CT(コンピュータ断層)検査

エックス線を用いて人体の輪切りの画像を撮影します。輪切りの画像から三次元の画像を作成することもできるので、臓器や骨を立体像として観察することもできます。当院では80列160スライスの最新の装置が稼働しており、心臓血管などの特殊撮影にも対応できます。また、画像処理ワークステーションを備え3D画像の提供をスムーズにしています。

MRI検査

強力な磁場を利用して、任意の方向の断面像を撮影します。放射線を使用していないので放射線被ばくはありません。当院では1.5T(テスラ)の磁場を持つ装置を導入しています。
また、検査は強力な磁場に入るため、金属等のチェックが必要になります。

骨塩定量(DEXA)検査

わずかなエックス線を用いて骨密度を測定する検査です。骨粗鬆症などの診断、経過観察、治療効果判定等に用います。

診療放射線室スタッフ

●診療放射線技師 11名 (診療放射線技師長 石丸 昇、 技術副参事 1名、 放射線技師主任 3名)
●業務補助員 (受付) 1名

資格取得状況

●第1種放射線取扱主任者 2人
●X線CT認定技師 1人
●検診マンモグラフィ撮影認定診療放射線技師 2人


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